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文脈が読めない人と学校しか知らない人!商品は子供発言について!

kamepyon
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教育に関するニュースが話題になっています。

子供という商品の価値を高め輩出するのが学校”発言に新田知事 「何ら違和感ない」県教育委員の発言めぐり賛否 富山

要点まとめ

・教育委員が「商品は子供」と発言
・県高等学校教職員組合の方が、問題発言だと指摘

・県知事は「発言は問題ない」と答弁
・県高等学校教職員組合は方は、県知事の回答も問題だと指摘

このニュースをどう感じるかは、非常におもしろいです。

答えを先に言うと、全く問題発言ではありません。

僕はこのブログで、なぜ問題ないのかをバカにでもわかるように説明していきます。

さて、これを問題発言だと感じる方は、「商品は子供」という単語にのみ感情が引っ張られてしまい、全体の文脈が読めていない証拠です。

また、言葉は悪いですが「商品」という言葉に悪意を感じるのは、世間知らずであると言えます。

貨幣経済において、消費者としてしか商品に触れてきていないためです。

商品と聞くと「消費するもの」「お金で買えるもの」…果ては代替が出来るモノとしての扱いだという印象になります。

かめぴょん
かめぴょん

あなたは「商品」と聞くと、どう思いますか??

これは広告です

文脈が読めない人と学校しか知らない人!商品は子供発言について!

まず、大前提として問題になった文章の全体を読んでみましょう。

あなたは、下の文章を読んでどう感じますか?

教育委員の海外視察に参加した、富山県教育委員の言葉がコチラです。

一般的な貨幣経済下において、会社は商品を提供し、顧客が代金を払います。

ここで、商品の価値と代金とのバランスがとれていれば商売は成立しますが、それが崩れると、どちらかに大きな不利益が生じます。

翻(ひるがえ)って、この関係を教育界にあてはめると、会社、顧客、商品、代金が何にあたるかといえば、会社は学校、顧客は社会(国家)、商品は子供、代金は税金となります。

それは、国家の繁栄は教育がもたらすものであり、社会の役に立つ人材、つまり子供という商品の価値を高め輩出するのが学校だからです。

ですから、学校や教師に税金が使われているのであり、決して保護者のためではなく、国家繁栄のために教育があることを肝に銘じて欲しいと思います。

さて、深堀していきましょう。

文脈が読めない人が、どのように見えているのか

ここで、文脈が読めない人の気持ちになって同じ文を読んでみます。

先ほどと同じ文章ですが、赤文字だけ読んでみてください。

一般的な貨幣経済下において、会社は商品を提供し、顧客が代金を払います。

ここで、商品の価値と代金とのバランスがとれていれば商売は成立しますが、それが崩れると、どちらかに大きな不利益が生じます。

翻(ひるがえ)って、この関係を教育界にあてはめると、会社、顧客、商品、代金が何にあたるかといえば、会社は学校、顧客は社会(国家)、商品は子供、代金は税金となります。

それは、国家の繁栄は教育がもたらすものであり、社会の役に立つ人材、つまり子供という商品の価値を高め輩出するのが学校だからです。

ですから、学校や教師に税金が使われているのであり、決して保護者のためではなく、国家繁栄のために教育があることを肝に銘じて欲しいと思います。

この赤字だけまとめましょう。

会社は商品を提供し、顧客が代金を払います。

教育界にあてはめると、商品は子供、代金は税金、社会の役に立つ人材、つまり子供という商品の価値を高め輩出するのが学校。

保護者のためではなく、国家繁栄のために教育があることを肝に銘じて欲しいと思います。

これは確かにヒドイこと言ってますよね!

でも、文脈が読めない人には、ウソみたいにこのように見えて聞こえているのでしょう!

本当に、下手すると「商品は子供」という単語だけに反応してるんじゃないかと思っています。

かめぴょん
かめぴょん

以下がニュース画像ですが、本当にここしか読んでいないのかな?

異を唱える人の主張は「人権侵害」という発想はなぜ?

この発言に対して、異議を唱えているのは、県高等学校教職員組合の方です。

言い分としては、「商品は子供」と言う発言は

憲法教育基本法、あるいは子ども権利条約個人の尊厳人権の観点から、とんでもない発言です

②それを、「問題なし」という知事の答弁についても大変問題である

③そういう発言をしている方々が、そういう姿勢で教育行政を進めるということは断じて許すことができない

このリアクションは明らかに、先ほどの赤文字を読んだ人の回答ですよね。

かめぴょん
かめぴょん

まるで、文脈が読めていません。

しかし、堀内書記長は文脈が読めないほどのバカではないということもわかりますよね。

ここで「かめぴょんは、この人をバカにしている」と感じたとしたら、あなたも文脈が読めていません。

では、どうして「文脈が読めないくらい、単語に引っ張られたか」ということを考えてみます。

それは、学校という場所から出たことがないからです。

異議を唱えている人は、「高等学校の教職者組合」なので、おそらく学校を卒業して教員になって、学校以外の社会を知らない方なのだと推察します。

別に、それ自体が悪いという事ではないのですが、社会を知らないと「商品」という単語は、「消費するモノ」という発想になってしまうのです。

そう考えると、子供=消費するモノと言われたとなれば、「断じて許すことができない」となるのも納得ができますね。

どうして、「商品=悪いもの」になるのか?

商品=消費するモノと考えてしまうのは、消費者だからです。

社会では、価値を提供する生産者と、それを消費する消費者がいます。

例えば、本を書く人は生産者ですが、本を買う人は消費者になります。

そして、この場合は「本」が商品になります。

本を書く人(生産者)から見れば、商品(本)というのは、努力の結晶であり、愛すべき存在です。

僕もこのブログ(商品)には、たっぷり愛情を注いでいます。

しかし、本を作ったことない人、ブログを作ったことない人からしたら、本もブログもただの文字の羅列です。

かめぴょん
かめぴょん

そんなもんと子供を一緒にするなバカもん!となるわけです。

つまり、教師は「学校しか知らない」というわけではなく、消費者としてしか商品を扱ったことがないということです。

それを踏まえて、もう一度文章の色分けを見てください。

一般的な貨幣経済下において、会社は商品を提供し、顧客が代金を払います。

ここで、商品の価値と代金とのバランスがとれていれば商売は成立しますが、それが崩れると、どちらかに大きな不利益が生じます。

翻(ひるがえ)って、この関係を教育界にあてはめると、会社、顧客、商品、代金が何にあたるかといえば、会社は学校、顧客は社会(国家)、商品は子供、代金は税金となります。

それは、国家の繁栄は教育がもたらすものであり、社会の役に立つ人材、つまり子供という商品の価値を高め輩出するのが学校だからです。

ですから、学校や教師に税金が使われているのであり、決して保護者のためではなく、国家繁栄のために教育があることを肝に銘じて欲しいと思います。

前半の「一般的な貨幣経済下において~」というところは、生産者(価値提供者)目線で読むと、とても大切なことを言っています。

しかし、消費者脳でこれを読んでしまうと、この部分が何を言っているのか全く分からないのです。

だから、なかった事にして「商品は子供」というところにだけ反応してしまったのでしょう。

これに対して、新田知事は違和感なしと回答しています。

これは、新田知事が価値提供者であるからです。

新田知事はこう答えています。

経済人としては、商品というものは「磨きあげる」「質をあげていく」ということであります。

同じように、教育においては子どもたちが「磨きあげる対象」「質をあげていく対象」であるということ。

そして、それを行うのが学校であり教員であると言っています。

全文を読めば、不適切な発言ではないことがわかります。

皆さんの目には、どのように映りましたか??

まとめ

文脈が読めない人というのは、一定数います。

特にX(旧Twitter)に多くいますよね。

クソリプのほとんどが「単語脳」の人達ばかりです。

文脈が読めないから、書いてない事を勝手に読み取って、書いていない事で勝手に怒っている人達です。

全文読めば、文脈を読めれば、「そんなこと書いてないじゃん」となります。

これが文脈を読めるかどうかの違いです。

文脈を読めないと、勝手に誤解して、勝手に怒るので人生の大半を損します。

かめぴょん
かめぴょん

みなさん、バカには気をつけましょうね!

文脈を読めばわかると思いますが、この一言はシンプルに悪口です。

#かめぴょんサイテー

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