【セクハラ】都合のいい女たちという幻想について考えてみた
最近、セクハラに関するニュースを見ていて、どうしても気になってしまうことがあります。

それは、「加害者側の男性」が、自分の置かれている立場をまったく理解していないということです。
- あれは、冗談だった
- 合意があったと思っていた
- コミュニケーションの一環だと思っていた
- そんなに嫌がっているとは思わなかった
口を揃えて言いますよね。
なんで、「自分の行動が、相手にはこうやって届く」という他者目線が、まったく機能しないのでしょうか??
ただ、繰り返される事件を見ていると、わりと傾向がみられるのです。
- ある種の権限を持っている
- それなりの立場にある加害男性が、その権威や立場に慣れすぎているあまりにも自覚がない
- 男性としての優位性に慣れすぎてしまった
職場という立場上の上下関係がなりたつ人間関係なのに、平等な自由恋愛だと錯覚してしまうのです。
そのうえ自己評価はやたら高くて

私は、社会的な立場を利用してハラスメントするような卑怯な男ではない!
と言い張るわけです。
でも、公的な報告書が出てくるとびっくりするくらい下世話な接し方していて、とてもまともなコミュニケーション能力ではありません。
今日はちょっと真面目な話です。

たまには社会派ブロガーっぽいことも書いてみる
セクハラおじさんの共通点は「自分の視点」しかない!
こういう事件を見ていると、ある共通点があるように感じます。
それは、相手の女性の視点を、まったく想像できていないということです。
自分の言動が
- 相手からどう見えるのか
- 相手はどう感じたのか
- その状況で拒否できる立場だったのか
こういうことを、まるで考えていません。

これ、恋愛の問題というより想像力の問題です。
こんなメールを女性に送り付けて、どんな未来が見えたのでしょうか??
相手が、どんな風に感じると思ったのでしょうか??
先ほど読んでいた本に、ウソみたいな男の言い分が書いてありました。
職場で頻繁に「おしりを触ったり」「胸を触ったり」「スカートめくり」をしていたお偉いさんが、セクハラで問題視されて呼び出されたんですって。
その言い分としては

おしりや胸を触ったのはわざとではなく、たまたま手が当たっただけで、大げさにしすぎだ
スカートめくりに関しては

大の大人が、そんなことでめくじら立てるか?
ちょっとした、じゃれあいじゃないか?
どうして「次はもっと派手な下着しておかなきゃ」くらいの気立てのいい回答ができないんだ?
そうすることで、社内のムードがよくなるってわからないのか?
こんなことを大事にしたら、会社内の雰囲気がギスギスするだろうが。
すさまじい理論です
僕も同じ男ですが
まったく思いつきませんでした
セクハラするのは、権限を持ったおじさんである
若いころは、おじさんってなんでセクハラするんだろうって思っていました。
でも、自分がゆっくりおじさんになってきて、わかったことがあります。
それは「権限を持っている人ほど鈍感になりやすい」ということです。
- 上司
- 有名人
- 影響力のある人
こういう立場にいる人って、周りは普通に遠慮しています。
すると何が起きるか。
本人は、普通のコミュニケーションのつもりでも、周りは断りづらい空気になっていることがあるんですね。
これは、本人が悪いとか以前に、構造の問題です。
例えば、「あの人の誘いだから断れない」って少なからずあるじゃないですあ?
たいしておもしろくもない話に対しても、目上の人だから笑ってあげたり、ほめちぎってあげたりしますよね。
おそらく、その人も若いころは、散々そういう接待をしてきたはずなのです。
でも、接待される側になったら、キレイさっぱり忘れてしまうんですね。
それか、「若いころ散々接待したんだから、次は俺の番だ!」と開き直っているのかもしれません。
ターゲットは、「離婚した女性」がベスト!
ちなみに、セクハラで一番狙われるのは「離婚した女性」です。
例えば
- 上司と部下
- 仕事の発注側と受注側
- 有名人とファン
こういう関係って、完全にフラットな関係ではないんですよね。

職場で恋愛するのは勝手ですが、仕事に恋愛を持ち込まにでほしい。
そして、上司(男性)が、部下(離婚した女性)を狙うという時が、一番気持ち悪くて驚きます。
特に、派遣社員問題が多かった2017年~2020年は、離婚した派遣社員女性に対しては、すさまじいセクハラが横行していました。
セクハラおじさんの気持ち悪い思考は以下のとおりです。
なんでしょうか、この気持ち悪い「~だろう」という仮説は。
実際に、離婚経験のある女性に聞いたら、「バツイチ子なし」って言ったら、既婚者どもが異常に欲情すると言っていました。
もう、バツイチ子なしというステータスだけで、「やらしてくれる都合のいい女」と脳内変換するのが、セクハラする男性の特徴なのです。
セクハラおじさんは「大人の駆け引き」だと思っている!
もう、脳内がこの女性は「やらしてくれる、性に飢えてる都合のいい女」ど思いこんでいるので、相手が明確に拒否をしても
- 駆け引きに見えたり
- 遠慮に見えたり
- 本当はOKなんじゃないか
と思えたりしてしまう。
あなたも、どこかで「またまたぁ~、そんなこといって本当は嫌いじゃないんでしょ~」って言っているおっさんを見たことはないだろうか??
女性が、明確に嫌だと伝えても「イヤよ、イヤよも好きの内ってね」と、思われてしまうのです。
明確に嫌だと伝えても、セクハラおじさんは「恋の駆け引き」だと思っているのです。

「イヤよ、イヤよは、イヤなんだ」ということを教えてあげたい。
これが一番怖いところだと思うんですが、力関係で強い立場にいると、拒否すら合意に見えてしまうことがあるのです。
第三者からみれば、確実に拒否しているのに、「合意があった」と主張するのです。
これはもう、意思疎通がどうのこうのの前に、「認知の歪み」そのものです。
例えば、相手が笑ったというだけで「合意」ととらえたりします。
女性が笑う理由には、「空気を壊さないようにしている」「その場をやり過ごしている」という意図をくみ取ることができず
これを、「嫌じゃないんだ」と解釈してしまうのです。
ひどい時には、「口ではイヤだと言っていたが、そんなのは建前で、その日はいつもより派手な服を着てきんだぞ!男なら、それをOKという意味でとるだろうが!」と主張した例もあるのです。
もはや本当に認知の歪みです。
服が派手なだけで、男を求めていると解釈してしまうのです。
仮に本当にその女性が、派手な服を着て男にアピールしていても、決してお前のためではないということに気が付けないのが、セクハラおじさんのすごいところなんです。
セクハラおじさんは「自分は卑怯じゃない」という人が多い!
セクハラ事件で、もう一つよく聞く言葉があります。
被害者は立場的に断れなかったんですよ!と伝えても

自分は立場を利用するような卑怯な男じゃない
これもね。
本人は本気でそう思っているんです。
セクハラした認識はゼロで、自由恋愛の延長だと本気で思い込んでいるんです。
自分たちの関係は、セクハラではなくて「大人の(恋人)関係の、痴話喧嘩なんだから、他人が首を突っ込むものじゃない。当人同士の話だ」と主張します。
セクハラおじさんは、自分の社会的立場がなくても、その女性と大人の関係を築いていると完全に思い違いをしています。
ここは、声を大にして言いたい
働いてくれ
まとめ:セクハラおじさんに関するかめぴょんの結論
ここまで書いておいてなんですが、
これは別に「男性だけが悪い」という話でもないと思っています。
人間って基本的に、自分の視点で世界を見る生き物だから。
僕が思う一番大事なことはこれです。

相手の立場だったらどう感じるか
これを想像することに尽きます。
これは、セクハラのことだけじゃありません。
僕は、いまだに物を売る「営業」という仕事をしています。
ですから、めちゃくちゃ当たり前のことなんですが、買ってくれる人の思考になりきるということをやります。
ここをサボると、営業はできなくなります。
そうなると、人は簡単に傲慢になるんですよ。
でも、この感覚ってお客さんであったり「第三者からの意見」がないと養えないですよね。

年を重ねて、友達が少ない人はやばいです。
仕事上ではそこそこの地位を手に入れて、部下も増えると誰もあなたを注意しなくなってきます。
だからこそ、たまに立ち止まって「これ、相手どう思うかな?」と考えることが必要です。
そして、趣味などを通して知り合った、上下関係のない友人たちとの健全なコミュニケーションをとることが大切です。

傲慢な態度をとったら「排除」されるような、趣味でつながるコミュニティが大切です!
大切なのは、いつでも立場を外しても魅力的な人間性を持っているってことですね。
僕も、常にそうありたいと精進していきます。
それでは、今日はこのへんでペンを置きます。


