【ヤリマン✕ブス】の場合─見た目と性的行動の関係を心理学で考える

はい。
タイトル詐欺です。
ブスという言葉も、ヤリマンという言葉も侮蔑的なので、使うべきではありません。
とはいえ今回は、外見と性的行動と性別について考えたいと思うので、こんなイタズラなタイトルにしてみました。
さて、まずはこのマトリックス図を見てほしい。
こいつらが全員「性に対して積極的」だと仮定します。

そして、このブログはDの「ブス✕ヤリマン」のゾーンの話です。

今回は、ブスのヤリマンについての生態を説明していきます。
「ヤリマン」という言葉が生まれる背景
「ヤリマン」という言葉は、性的にオープンな女性を揶揄する言葉として使われています。
なぜ、性的にオープンなことが問題なのかというと、日本では「女性の性的主体性がタブー」とされている文化があるからです。
そのくせ
「据え膳食わぬは男の恥」
「浮気は男の甲斐性」
「三年目の浮気くらい大目に見ろよ」
と、男は許される謎の文化があります。
最近では、恋愛や性に積極的な人を、やんわりと「恋愛体質」と言い換えたりしています。
が、僕の女友達が

恋愛体質って、シンプルにヤリマンだよね
と、言っていて度肝を抜かれました。
女性側から、その意見でるんだ!
性的積極性を決める心理的要因
人が性的に積極的になるかどうかは、外見よりも、実は「心理的な要因」に大きく左右される事は知っていましたか??
ここでは、自己肯定感と愛着スタイルについて、心理学的な観点からその背景を考えていきましょう。
①自己肯定感
自己肯定感って言葉がありますよね。
美人は比較的自己肯定感が高いとされています。
※自己肯定感が低い美人も多数いる
そして、ブスは自己肯定感が低いです。
※自己肯定感の高いブスも多数いる
ただ問題なのは、美人だろうがブスだろうが、自己肯定感が低い人は、性的行動を通じて「他者から必要とされる実感を得ようとする」ということです。
自分軸で生きているのか、他人軸で生きているのかが、最終的な自己肯定感につながります。
自己肯定感が高くて、「自分のうちなる欲望には正直になろう!」と、性の解放をする女性も多数います。
#不特定多数も関係を持つわけでない
これは、性と向き合っているのであって、決して性の乱れではありません。
しかし、自己肯定感の低い状態のパターンは、他人に性をコントロールされていることが多くあります。
②愛着スタイル
ここからは、外見とは全く関係のない話をします。
人間は男女ともに、幼少期の人間関係のありかたで、性的なことに対しての関わり方が決まると言われています。

幼少期の人間関係とは、ずばり両親との関わり方です。
それが、子の性的な関わり方に起因するのです。
そして、その関わり方が愛着スタイルといいます。
愛着スタイルとは、心理学者ジョン・ボウルビィとメアリー・エインズワースが提唱した理論です。
結構有名な話なので、知ってる方も多いと思います。
愛着パターンは、大きく分けて4種類あります
①安定型
幼少期に「泣いたら応えてもらえた」「安心して甘えられた」経験を持つタイプ。
大人になっても他人を信頼しやすく、恋愛関係でも情緒は安定しています。
性的関係においても「愛情の延長としてのセックス」と考える感じです。
👉性的積極性
愛情表現の一部としてオープンになれるが、乱れることは少ない。
行動の背後に「安心感」があるのが特徴。
②不安型
幼少期に、「親が気まぐれ」「甘えるても拒まれることがある」という経験を持つタイプ。
大人になると、恋人に「もっと愛してほしい」「離れないで」と強く求めやすい。

メンヘラと言われることが多いです!
束縛してしまうのは、裏切られる不安が大きく反応してしまうから、自分ではコントロールできないんですね。
性的関係を、「愛情確認の手段」として使う傾向もある。
性欲とは無関係に、「私のこと好きならしてくれるよね?」という思考になるのです。
ただ、この心理的な事情が分からなければ性欲の強い人に見えてしまうのです。
👉性的積極性:
相手に必要とされることで安心するため、関係を急いだり頻繁に求めたりするので、ヤリマンと思われることもしばしば。
心理的には、「承認を得たい」が背景にあるケースが多い。
③回避型
幼少期に「親に甘えても無視された」「感情表現が否定された」経験を持つタイプ。
他者に心を開くのが苦手で、親密な関係にストレスを感じやすい。
一見クールで自立しているように見えるが、実は「傷つくこと」を恐れている。
👉性的積極性:
親密な感情関係を避けつつも、身体的な関係だけならコントロールできると感じることがある。
つまり、心の距離を保つために性的関係を使うケースもある。

深く関わりたくないけど、つながりは欲しい的な思考ね!
④恐れ・回避型(混合型)
いわゆる毒親に育てられた場合に発生するタイプです。
不安型と回避型の両方の特徴を併せ持ちます。
「人と親しくなりたいけど、人が怖い」
「愛されたいけど、拒絶されるのが怖い」
という葛藤が強いパターンです。
一時的な性的関係に走ることもあるが、後で自己嫌悪に陥ったりします。

メンヘラですね!
👉性的積極性:
一見、性に対して奔放に見えても、心の奥では「本当は愛情を求めている」。
心理的には、もっとも不安定なタイプ。
この章のまとめ
愛着スタイルと大人になったときの性の関係を考えると、「性的に積極的な人=軽い人」という単純な図式は崩れます。
快楽に溺れてるというより、不安を払拭するために「求められたい(必要とされたい)」という心理の裏返しでもあるのです。
それぞれの人が、心の安心を得るために性を使っている場合もある、というのが重要なポイントです。

美人は愛されるという呪いの言葉から、
もちろん、愛着スタイルがすべての答えではありません。
ここからはブスについて話しましょう。
僕は「ブスの定義」は結構明確に持っていて、顔の話ではないです。

考え方が歪んでいる女性のことをブスと定義してます。
顔のせいで、思考が歪む人もいますし、人間関係が原因で歪む人もいます。
僕は、以下の人をブスと定義しています。
- 人の不幸や悪口を好む
- 不平不満ばかりで被害者意識が強い
- 言葉づかいが汚い
- 自分だけ少し得をしないと気がすまない
- 他人が幸せになるのが許せない
この人たちが、どんな思考になるかというと「美人(かわいい人)は得だよね」をめちゃくちゃ信じています。
人間っておもしろくて、「美人はズルい」と感じると、美人になる努力ではなくて、別の方法で美人と同じステージに立つのです。
衝撃の方程式「A=B」は「B=A」である!
それは、とても数学的な発想で

「A=B」は「B=A」という理論です。
「美人=得」を例にすると、美人はとにかくモテます。
男の方からたくさん言い寄ってくるから、セックスだってやりたい放題と、思考が歪んでるブスは考えます。
美人=男遊びできる
という方程式です。
そうして、自分がいわゆる「ヤリマン」的な行動に出たとします。
愛着スタイルの不安からの行動かもしれませんが、とにかく性に対して自由な振る舞いをして、色んな男と関係を持つとします。
そうなると思考は「美人のやつらだって、隠してるだけで、このくらい遊んでいるはずだ。」と思い込むのです。
そして最後に
男遊びできる自分=美人と同じ価値
という、「B=A」という方程式が成り立ってしまうのです。
というのが、僕の仮説です。
逆説的な行動で、自分を美人に仕立てあげる。
どちかというとこの仮説は、ブサイクヤリチンの方が強く当てはまります。
#よかったらそっちも読んでみてね
ちなみに、モテる女性ほど「外からの評価を気にする」ことが多いので、噂が立ったらめんどくさい人とかには絶対に気を許しません(会社の人とかね)。
モテる女性は、この人としてしまった場合のトラブルを、頭の中で名探偵コナンばりに想定して、名探偵コナンのCMに行く時の扉並みに、心と股を閉ざします。
その扉は絶対に開かないので、変な下心は出さずに、普通の友達でいられるように心がけましょう。

僕は男女の友情は成立する派の人間です!
まとめ:見た目ではなく、心理を見よ
結論ですが、性的積極性は外見ではなく、心理的・社会的な要因の総合結果です。
人は皆、それぞれの方法で「愛されたい」「安心したい」「自由でありたい」という欲求を表現しているだけなのです。
刺激的なタイトルに反して、結論はごく人間的です。
性的行動は、「軽さ」は「心の構造の表れ」である場合がおおいです。
そこを理解すると、親としての子どもとの関わり方(愛着形成)が、最も大切で、一番最初の性教育になるのではないかなと考えています。
いつものおもしろかめぴょんブログとは一味違う、タイトル以外は至って真面目なブログでした。
それでは今日はここでペンをおきます。
ヤリチンのも読んでみてね!

