結婚詐欺氏に美人はいない
あなたは「結婚詐欺師」と聞いたら、どんな人物を思い浮かべるでしょうか。
多くの人がまず想像するのは、モデルのように美しく、誰もが振り返るような女性かもしれません。
整った顔立ち
洗練されたファッション
巧みな話術で男性を翻弄する…
そんなイメージですよね。
しかし、現実は逆が多いのです。
実際には、「圧倒的な美人」が結婚詐欺師として長期間成功するケースは、ほとんどありません。
なぜなら、男性側が違和感に気づくからです。

こんな美人が、なぜ自分を?
こう思われたら、詐欺師としては3流です。
男は単純な生き物であるが、バカではない。
「男性は単純だ!」と、よく言われます。
しかし同時に、自分の立ち位置や魅力度について、ある程度の自己認識も持っています。
自分よりはるかに若く、美しく、条件の良い女性が急接近してくれば、最初は舞い上がっても、次第に現実的な疑問が芽生えるのです。

何か裏があるのではないか

自分にそこまでの価値があるのか

俺の魅力に、ついに時代が追いついたか…
この「違和感」こそが、心の防波堤になります。
ちなみに、そういう心の防波堤がない人は、結婚詐欺師ではなくキャバ嬢にハマります。

なので、圧倒的美人は結婚詐欺師という、犯罪リスクを背負わないで、キャバ嬢で成功します。
女性の外見と猜疑心の関係
一方で、いわゆる普通の女性、あるいは言葉は悪いが「ブス」に対しては、男性は警戒心を抱きにくい傾向があります。
親しみやすく、現実味があり、「自分でも手が届きそうだ」と感じるからです。

なんなら、「こんな女性を好きになるのは俺くらい」と思ってしまうのです。
しかし
そこに罠があります!
結婚詐欺は、外見の魅力だけで成立する犯罪ではありません。

ここが結婚詐欺のすごいとこなんです!
むしろ重要なのは、心理的な距離の詰め方です。
相手の孤独や承認欲求、将来への不安を丁寧にすくい上げ、「理解者」として入り込む。
共感し、寄り添い、時に弱さを見せることで、信頼関係を築いていきます。
派手さよりも、安心感。
刺激よりも、共感。
そのほうが、深く入り込めるのです。
頂き女子りりちゃんの詐欺マニュアル
その恋愛詐欺の、驚くべき内容が書かれているのが、頂き女子りりちゃん「頂きマニュアル」です。

僕は全部読みましたが衝撃でした…
どうすれば犯罪にならずにお金をいただけるかまで、事細かに記されてます。
これは騙されるわけです…いや詐欺師として一流なのが、「被害者は騙されてると思わない」という点です。
スゴイのは大金を頂いても、りりちゃんからの請求行為や脅迫行為が一切ないので、捕まるリスクは極めて低いのです。

頂き女子りりちゃんは、詐欺で捕まったわけではありません。
このマニュアルを、noteで有料販売したことで「詐欺幇助(さぎほうじょ)」で捕まったのです。
自己防衛のために、男性が読むことをお勧めします。
騙すための知識ではなく、騙されないための知識を身に着けましょう。
稀代の結婚詐欺師、木嶋佳苗
稀代の結婚詐欺師と呼ばれる女性が、木嶋佳苗です。
彼女は複数の男性から多額の金銭をだまし取り、さらに殺人事件でも有罪判決を受けました。
彼女の外見は、世間一般で言う「絶世の美女」というタイプではありませんでした。


むしろ…ねぇ…
しかし、彼女は料理や家庭的な雰囲気を武器に、男性たちの心をつかんでいきました。
ブログ「かなえキッチン」では手料理を披露し、良き妻を演出していました。
そして、ここに重要なポイントがあります。
騙された男性の多くは、高齢の単身男性です。
奥様に先立たれたなどで、孤独の中生きている男性です。
そして彼らは、彼女に「夢」を見たのです。
派手な美貌よりも、「自分を選んでくれる女性」「自分を必要としてくれる女性」という物語のほうが、はるかに強い吸引力を持ちます。
人は、自分が価値ある存在だと感じさせてくれる相手に弱いものです。
もし相手があまりに美しすぎれば、その物語は成立しにくい。
「どうせ自分なんて」という自己評価が、ブレーキをかけてしまうからです。
夢の見せ方
結婚詐欺に限らず、人をだます手口の多くは、相手の「理想」を利用します。
理想の恋人像、理想の結婚生活、理想の老後。
そこにぴったりはまり込むことで、警戒心を溶かしていきます。
木嶋佳苗のキラーフレーズは、高齢の単身男性に

末期の水を取ってあげるから…
つまり、結婚詐欺師に必要なのは、外見的な完璧さではありません。
必要なのは
そして何より、「自分は特別だ」と思わせる演出力です。

美人かどうかは、本質ではないのです。
木嶋佳苗とりりちゃんは、ここが完璧でした。
むしろ「リアリティ」こそが武器になるのです。
- こんな自分でも愛してくれる
- 自分を理解してくれる
- 一緒に未来を描いてくれる
そう信じた瞬間、人は財布のひもだけでなく、理性まで緩めてしまうことがあります。
なので、騙さている間は本当に幸せを感じるから恐ろしいのです。

不謹慎な表現ですが騙されたまま看取られた場合は、幸せな最期とも言えるのです。
※木嶋佳苗のように殺害するのは論外です
家族からもらえなかった安心を、詐欺師に与えられるというジレンマですね。
ただ、その幸せが長く続くかはお金次第です。

地獄の沙汰も金次第とはよくいったものです。
だからこそ、結婚詐欺は外見の問題ではなく、心理の問題だと言えるでしょう。
そして私たちが本当に警戒すべきなのは、「美人すぎる女性」ではありません。
もっとも警戒すべきは、「都合の良いい女性」なのかもしれません。
恋愛において、疑いすぎるのは寂しいことです。
しかし、現実には感情とお金が結びついた瞬間、冷静さが必要になります。
- なぜ自分なのか?」
- なぜ自分が必要とされるのか?
その問いを持てるかどうかが、被害を防ぐ大きな分かれ道になるのです。

僕は詐欺師じゃないからね。
オススメの本とともに、今日はペンを置きます。

