【夫婦関係の力学】あなたの夫が「クズ」に見える理由と、その根本的な原因とは?

突然ですが、あなたの夫はクズですよね?
え、違う?

それなら、このブログは読まなくてOKです。
素敵な旦那さんと一緒に、鼻歌でも鼻ずさんでお過ごしください。。
でも、もし「うちの夫、何様?」「なんで、いつも偉そうなの?」と思ったことがあるなら、この先を読んでみてください。
そのイライラの根本的な原因を、解き明かします。
夫が偉そうにしてくる正体は「パワーの勘違い」
男性が家庭で偉そうに振る舞う理由。それは、2つのパワーの勘違いにあります。
それがこちら
- ポジションパワー
- パーソナルパワー
聞き慣れない言葉かもしれませんが、この違いを理解すると、夫婦関係の力のねじれが一気に見えてきます。
クズ夫は、基本的にポジションパワーを使いたがります。
夫婦のねじれは、「ポジションパワーを使う夫と、パーソナルパワーにしか応じない妻」という構図が原因です。
ポジションパワー:肩書きで得た“借り物の力”
ポジションパワーとは、会社の役職や社会的立場など、「与えられた立場」によって生まれる力のことです。
縦社会、上下関係、体育会系…

いかにも男性が好きそうな言葉ですよね。
男は、部活なんかでも「先輩命令は絶対」だとか、会社でも「業務命令だから」と、男社会では「俺の言うことは絶対だ!」という力(ポジションパワー)を使うことが大好きなのです。
また、彼らはポジションパワーを得るために、自分も耐えるという経験しています。←ここ重要です!後で出ます!
もちろん、こういったポジションパワーは、女性の世界にもあります。
むしろ女性の世界は、ポジションパワーに「陰湿さ」も加わるから厄介です。
お局問題、姑問題、義母問題等
こういった力は、そのポジションがあるから機能しているだけで、本人の人間的な魅力は、まったく関係がありません。
男社会では、この「ポジションパワー」が欲しくて欲しくてたまらないのです、
なんせ、そのポジションになれば、自分の言うことを聞く人を増えるからです。
そして、男はポジションパワーに慣れきってるので「家庭でもそれが通用する」と勘違いします。

いや、家庭でもそうあるべき!と勘違いします。
ポジションパワーとは、「無条件で」という言葉に置き換えれます。
- 夫は、(無条件で)えらい!
- 父親は、(無条件で)尊敬されるべき!
- 俺が稼いでいるんだから、俺が(無条件で)一番偉い!
もはや、病気とも言えます。

俺が稼いでるんだから、黙って言うこと聞け!
もしも、この発言をされたことがあったらレッドカードです。
なぜなら、この発言は、2025年現在では会社でやってもパワハラ上司となり、即クビです。
家庭というお互いが支えあう環境なのに、夫一人だけが「株式会社 俺」の社長気取りなのです。

会社でやったら、懲戒解雇になる行為を家庭でやっているのです。
それは、愛でもリーダーシップでもなく、ただの暴力です。
家庭というのは、コミュニティで求められるのは、もうひとつの力「パーソナルパワー」です。
パーソナルパワー:人として信頼される“内なる力”
パーソナルパワーとは、人間性・誠実さ・共感力・行動力などに基づく、内面から湧き出る力のこと。

どれか、ひとつでもあなたの夫にあるでしょうか??
パーソナルパワーは、地位や役職とは無関係な力です。

この人と一緒にいたい

この人の意見には耳を傾けたい
と、思わせるような、信頼や尊敬から生まれる力です。
夫が家庭でも尊敬される存在になるには、この「パーソナルパワー」を育てていく必要があるのです。
パーソナルパワーは、普段の行動の積み重ねからしか生まれません。
決して、突然与えられる力ではないのです。
家で家事を一切しない、ゲームやyoutubeばかリ、やたら見下してくる、感謝しない…
そのくせ無条件で尊敬しろ
そんな人には絶対に、パーソナルパワーはつきません
アーノルド坊やだったら「冗談は顔だけにしろよな」と言うはずです。
#ジェネレーションギャップ
なんなら、家庭でポジションパワーを使えば使うほど、パーソナルパワーを失っていくことに気が付いていないのです。
あなたの夫はどのタイプ?「貢献と意見ののマトリックス図」でチェック!
ではここで、夫婦関係における「家庭への貢献度」と「パートナーに対しての意見度」について考えましょう。
夫婦関係では、夫と妻が次のどのタイプに分類されるかで未来は決まっています。

正解は、ひとつしかありません。
あなたの達は、次のどのタイプに当てはまりますか?
意見しない | 意見する | |
---|---|---|
家庭へ貢献しない | 逃避者 | 破壊者 |
家庭へ貢献する | 従属者 | 共創者 |
- 破壊者:批判ばかりで何もしない。家庭を壊すタイプの典型。
- 逃避者:無関心で責任を放棄。相手のストレスを増やす。
- 従属者:家事全てを文句も言わずこなす人。相手に無関心になる。
- 共創者:お互いに意見を言い合い、支え合える理想のパートナー。
あなたの夫が「共創者」なら、その関係を大切にしましょう。

というか、あなたの夫が共創者なら、この記事をここまで読んでいないですよね。
もしあなたが、従属者なら今すぐ目を覚ましましょう。
そして、あなたの夫が破壊者に近いなら…
今すぐ、このブログを読ませてみてください。
ちゃんと理解してくれたら、希望があります。
でも…
- 「意味わかんねぇ」→はい、クズ確定。
- 「なるほどな…」→教育の余地あり。
- 「お前、何言ってんの?」→再教育不可。捨てる準備を
結論:あなたが小さくなる必要なんて、一切ない
男の僕がいうのもなんですが、夫にビクビクしながら、顔色をうかがって生きる人生って、そんなに価値ありますかね?
というのも、小さい会社に勤めてた時の上司が、モラハラクソ野郎だったので、洗脳される気持ちがよくわかるのです。
あんなヤツの奥さんだったら
- 家事して当たり前
- 育児して当たり前
- 尽くしても褒められない

それ、もう地獄です。
夫婦関係や家族の関係は、「力」ではなく理解で築くものです。
どちらかが上、どちらかが下、そんな構図では、幸せにはなれません。
まず、この構図をしっかりと理解して、自分を取り戻してみましょう。
そして必要なら、一人でも幸せに生きる覚悟を持つことです(頼れるものにはめっちゃ頼りましょう)。
なぜ、男性である僕がこんなことを言うかというと、クズ夫で人生台無しになった人をたくさん見てきたのと、さっさと別れて幸せになった女性をたくさん見てきたからです。
最近は理解のうえで成り立っている、素敵な夫婦が増えてきているのも事実です。(若い人に多い印象)
あなたは“誰かの道具”じゃないのです
もうクズ夫に振り回されるのは、今日で終わりにしませんか?