西野亮廣から学ぶ!がむしゃらにできないやつは勝てない〜戦略よりも大切なこと〜

こんにちは。
まずはじめに、西野亮廣さんファンの皆さまにお詫びです。
今回のブログは、西野さんに関する話題から始まりつつ、最終的にはわりと「僕の話」が中心になってしまっています。

ごめんなさい!
「お前、どの立場から西野に物言ってんだよ!」って思われるかもしれませんが、どうかお付き合いください。
今日のテーマはズバリ
- がむしゃらにできないやつは勝てない
- 頭を使うやつは弱い
という、ちょっと乱暴に聞こえるかもしれないけど、実はとても本質的なお話です。
西野亮廣は、ひたすら走る!
先日、ビジネス誌「GOETHE(ゲーテ)」に掲載されていた、西野亮廣さんの記事を読みました。
記事のタイトルは、【西野亮廣が本質をズバリ!「“マッチングアプリ”を作るリーダーが、一番最初にやらなきゃいけないことは何だ?」】です。
ブログのタイトル風に変えると
西野亮廣がマッチングアプリを開発したらやるべきこと!1選!
1選て(笑)って思うかもしれません、でもこれがめちゃくちゃ刺さる内容なのです。
要点はこんな感じです。
どれも「言われてみれば当たり前」なことなんですが、それをちゃんと“実行できてる人”って、意外と少ないんですよね。
結局、成功しているのは「当たり前をちゃんとやってる人」。
それだけのことなんです。
ボクシングのコーチにも言われた話
実は、これと同じようなことを、ボクシングのコーチにも言われたばかりでした。
僕は趣味でボクシングをやっていまして、来月に人生初のアマチェア試合を控えています。
で、鏡の前でシャドーボクシングをやっていた時のこと。
「相手がこう来たら、こう返して…」
「ここでフェイントを入れて…」

なんてブツブツ言いながら、いかにも「考えてます」って感じで動いていたら、コーチからストップが入りました。
「ごちゃごちゃ考えるな!」
「考えるだけ弱くなる!」
「まずは、サンドバッグを思いっきり叩け!」
シャドーなんかやるな!!って、どういうこと??
コーチが言いたかったのは、こういうことでした。
まだ駆け引きするレベルじゃない。
格上相手と戦うなら、小さくコンパクトに、しっかりガードして、がむしゃらに打て。
今はがむしゃらになれる練習をすることが大事なんだ
つまり、
「がむしゃらに戦えないやつの、戦略は何も意味がない。考えてばっかりで、逆に弱くなる。」
逆に弱くなる
これが、西野亮廣さんの言いたいことと通ずるのです。
戦略は“上手に勝つ方法”ではない
僕は、戦略って「勝つためのうまいやり方」だと思ってました。
でも実際は、戦略とは「がむしゃらの上に成立するもの」なんだと、気付かされました。

だって、西野亮廣さんの考える戦略って、いつも泥臭いんですもん…
プロボクサーって、試合で使うテクニックを磨く前に、何をしてるか知っていますか?
ひたすら“走る”んです。
朝から晩まで、ひたすら走る。
最も地味で、最も誰もやりたくなくて、最も孤独な練習。
それは、戦いの中で、いつでもがむしゃらになれるために走るんです。
西野亮廣の仕事は基本的に「スタミナ」
西野亮廣さんの記事でも「営業が最も大事」って言ってました。

「営業を他人に任せて、自分は戦略やビジョンを語っていたい」という経営者、多いですよね。
でも、それでは成功しない。
ボクシングで一番大切なのはスタミナです。
パワーやスピードがあっても、最後に勝つのは「リングに立ち続けられた人」です。
※アマチェアデビュー前のかめぴょんが言うダサさ
それは、最も地味な練習をやれた人と言うことです。
西野亮廣さんが言う、ビジネス(マッチングアプリ)も結局、戦略やビジョンもよりも「女性を口説き続けるスタミナが必要で、戦略や差別化はその上にある」と言っています。
つまり、「勝つか負けるか」じゃないんです。
「残るか、残れないか」。
営業で言えば、「売れるかどうか」よりも「売れるまで動き続けられるか」のほうが大事なんです。
そして、その源になるのが“スタミナ”であり、もっと言えば“執念”とも言えますね。

スタミナと執念って、カッコイイやスマートからもっとも遠い言葉ですよね。
頭を使うやつは弱い?
これはちょっと誤解を招きそうな表現ですが、文脈を考えてほしいんです。
「頭を使うこと」自体が悪いわけではありません。
でも、「頭を使って考えてばかりで、行動しない人」や、「やってもいないのに戦略だけ語る人」は、シンプルに弱いということです。

“考えること”は、“やった後”にやることなんです。
まず動け。
がむしゃらに走れ。
それでも勝てないときに初めて、戦略を使えばいい。
シャドーボクシングで敵をイメージするのは、自分が倒れるくらいサンドバックを叩いた後なのです。
がむしゃらって精神論じゃなくて、がむしゃらになれる訓練が必要なんです。
西野亮廣さんのオンラインサロンで知り合った、元プロボクサーに聞いたら

サンドバックは、3分間で立てなくなるくらい出し切る練習を1Rやるといいよ。
次があると思うと、絶対に力を出し惜しみするから。
難しいのは、ペース配分することじゃなくて、ここだという時に出し切れる練習をした方がいい。
がむしゃらにやるのって訓練がいるんですよ。

プロって、かっこいーーー!
「働かざる者食うべからず」の本当の意味
「働かざる者食うべからず」
この言葉、実はロシア(旧ソ連)の言葉なんです。※スターリン憲法第12条
普通に使う時は「怠け者は、飯を食うな!」という、日本らしい勤勉に対しての言葉で使いますよね。
しかし、本来は資本主義に対する皮肉として使われてきました。
つまり、「資本を持っているだけで、自分では何も生産せずに利益だけを得る人」に対してのアンチテーゼなんですね。

このあたりのテーマは、「えんとつ町のプペル」のレターに通じる概念です!
西野亮廣さんは、いくら優秀なスタッフがいようが、営業だけは絶対に自分ごととしてやります。
プロボクサーが、殴る練習ではなく、ひたすら走るのと一緒です。
労働者の誤解、経営者の正体
たとえば、あなたが飲食店でバイトしていたとして、朝から晩まで働いていたとします。
一方で、店のオーナーはたまに顔を出すだけ。
接客も調理も掃除もやってないけれど、売上から利益を得て、「みんな、今月もありがとう!」と笑顔で去っていく。
この構図、まさに「働かざる者が食っている」状態です。
でも、本当の問題は、その構造に気づかずに、「自分もそっち側に行けるはず」と夢を見るだけの人や、がむしゃらに働くことをバカにして、最初から「ラクして稼ぐ」ことだけを考える人が増えていることと言えます。

「そっち側」は、労働よりもっとツラいんだぞ!ということです。
つまり、がむしゃらは根性論でもなんでもなくて、むしろプロの基本スペックなんですよね。
だからこそ、テクニックや戦略よりも、まず「がむしゃら」。
走り続けるスタミナと、折れない執念。
それが、最終的に夢と金になるんですね。
夢と金って、突き詰めれば体力なんですよね。
だから、今日も西野亮廣は誰も見てないの走ってるわけです。