もしも西野亮廣が浦島太郎だったら

最近、子どもが浦島太郎の話を僕にしてくるので、改めて浦島太郎の話について考えました。
実は浦島太郎と言うのはおとぎ話の中でもかなり異質なものであることはご存知でしょうか??
- めずらしくバッドエンドである
- 作り話なのに場所や年代が明確に書かれ過ぎている
- 「日本書紀」「万葉集」「丹後国風土記」にも登場する
- 実は続きがある
さて、今回はそんな浦島太郎の歴史的面白さではなく…

もしも、キングコング西野亮廣が浦島太郎の主人公だったら!
と言う、もしもシリーズでお届けしたいと思います。
その名も浦島西野です。
#二つとも苗字
それでは、浦島西野スタートです!!
プロローグ:始まりの浜辺
昔々ある浜辺に、浦島西野と言う漁師なのか、芸人なのか、絵本作家なのか、ミュージシャンなのか、ニートなのかわからない青年がいました。

ある日、海辺をあるいていると人だかりを見つけました。
それは、村の少年たちがカメをイジメていたのです。
これには村の大人たちもあきれ顔でした。

あの子ら何やってんすか?

カメをイジメてるのよ。
もう手がつけられなくてね。
私達も何度か「イジメはやめなさい」って、止めたんだけど…
こっちにも暴力ふるって来そうな勢いでね。
しかも、逃げ足もものすごく速いのよ。

なるほどぉー。
僕、ちょっと止めてきますね。

ちょっとやめなさいよ。
返り討ちにあうわよ。
見たところあなためちゃくちゃ細いじゃない
ちゃんと、ご飯食べているの?
そう言われると、西野はちょっと不機嫌になりながら少年達のところに向かった。
少年たちのイジメ
少年達とのところに行った浦島西野は声をかけた。

なにしてんの?

わ、なんだコイツ?
見りゃわかるだろカメをイジメてるんだよ。

それおもしろいの?

なんだお前。
あっち行かねーとお前もイジメるぞ。

あ、コイツ西野だ!!
なにやってるかわかんねー西野だよ!

うわ、逃げろ逃げろ!!
悔しかったら追いついてみろよ!
そう言って、彼らは全速力で逃げたが浦島西野は一瞬で追いついたのである。
西野流「イジメの止め方」

ちょっと面白いこと思いついたんだけど

はぁはぁ、なんだよ。
説教なら聞かねぇぞ

いやいや、そんなんじゃなくて「イノシシの倒し方」って知ってる?

知らねぇし、そんなあぶねぇことやらねぇよ。

でしょ?
これって危ないから誰もやってないんだよ。
当然一人でやったら倒せないけど、みんなで罠を仕掛けるんだよ。

え?
そんなことできるの?

できるよ。
しかも、出来たら村で困ってる人も救えるから、よっぽど楽しいよ。
具体的にはね…
そういって西野はイノシシの倒し方と村人の巻き込み方等などをコンサルし始めたのです。
そうして、子どもたちはイノシシ退治に夢中になり、カメはイジメられなくなりました。
「イジメをなくしたければ、いじめをやめなさいではなく、イジメより面白い事を教えてあげればいい」
カメのお礼

ありがとうございました

いいよいいよ、気にしないで

あの何かお礼をしたいのですが…

いいよ、気にしないで!
じゃあ、僕は仕事があるんで

あ、ちょっと!
竜宮城にご案内しますよ!

竜宮城?
ナニソレ??

海の中にある、僕達のお城です。

海の中の城!!
行くに決まってんじゃん!
こうして浦島西野はカメの背に乗り竜宮城に向かいました。


うわぁー、すっげぇ
ところで…

はい?

亀の頭って、ほんとチ○チンみたいっすね

セクハラ!!
竜宮城につきました

さぁ、付きました。
竜宮城をご案内しますよ。

へぇ、すっごいなぁ。
ん??
このパーテンションはなんすか?

あ、舞台で使わないものですね。
ちょっと置く場所なくて、パーテンションで隠してます。
ここはほとんど人が通らない廊下なんで…

あぁ、この劇場絶対つぶれますよ。
客目線に立てない人の作る舞台なんて誰が見たいんですか??
劇場は、トイレのタイル一枚までも世界観を崩しちゃいけない。

ま、まぁ気を取り直して、こちらへどうぞ

あなたがカメを救ってくれたんですね。私は乙姫と申します、心からお礼を申し上げます。
お気のゆくまでお楽しみください。
玉手箱
そうして楽しい時間はあっという間に流れ…

じゃあ、僕そろそろいきますね

え?もうですか?もっとゆっくりなさってくれればいいのに

こう見えて結構忙しいんですよ

そうですか、名残惜しいですが仕方ありません。
それではこちらをお持ちください

???
そういうと、乙姫は玉手箱を浦島西野差し出しました

この玉手箱は…

いや、いらないっす

あ、いやあのこの玉手箱は、絶対にあけては…

いやいやいや、ほんとにいらないっす

あ、あのじゃぁ
いらなかったら捨ててもいいので

あの、本当に困るんです。
僕は身軽でいたいので、極力物を持たないようにしているんです。
要らなければ捨ててもいいですよって、なんで捨てるというコストをコチラにゆだねるんですか。
僕は昔から一貫して差し入れはお断りしているんです。
笑顔でもらった物が、困り果てて舞台裏のごみ箱に捨てられているのを目の当たりにしてきたんです。
そもそも、物を粗末にしたくないんです。
帰ります!!
こうして浦島西野は玉手箱をもらうこともなく、ブチ切れて地上に戻っていきましたとさ。
めでたしめでたし

わたし、そんな酷いことしたかな・・・?
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