【ことわざ】喧嘩するほど仲がいいは、嘘か本当か?夫婦喧嘩の謎を解く!
喧嘩するほど仲がいいという、ことわざがありますよね。
あれは完全に嘘です。
仲が良ければ、本当に喧嘩はしないです。
仲が良ければ全く喧嘩をしないわけではありませんが、同じ理由で何度も喧嘩することはありません。
また、喧嘩の理由が「浮気」や「金の使い込み」など、完全に一方的に非がある喧嘩を複数回してたら、それはただのバカです。
今日は、喧嘩する人は仲がいいのではなく、理性が足りないということを説明していきます。
僕は、喧嘩する人ほどバカであると考えてます。
なかなか、攻撃的な文章ですが、もしパートナーが攻撃であるならば、目次だけでも読んでってください。
喧嘩するほど仲がいいは嘘である本当の理由3選
まず、夫婦や異性間での喧嘩とは、どういう状況であるか?
一方的に、「言いたいこと」をぶつけている状態
しかも、2人とも言いたいことをぶつけていて、相手の話は全く聞いていません。
耳では聞こえていても、単語を聞き分けているだけで、気に入らない言葉には応戦するだで、相手の発言の本質を理解しようとはしません。
いわゆる、売り言葉に買い言葉ってやつですね。
相手の暴言に応じて、同じような調子で言い返すこと。
喧嘩をいい意味で考えてる人は、双方が本音をぶつけ合うのが喧嘩だと思っています。
ですが、それは全く違うという理由を3つ説明します。
嘘である理由①自分の都合を押し通すために喧嘩をしているから
異性や夫婦が、喧嘩をする本当の理由はなんでしょうか?
それは、一方が本音を怒りに乗せてしか言えないからです。
まず、大前提として自分の気持ちは、色々な伝え方があります。
しかし、本音というのは自分に都合のいい意見であることが多いために、伝えるのが非常に難しいものです。
それって、あなたしか楽しくないじゃん!
という意見が大半ですね。
そうなると、本音をぶつける簡単な方がコレです。
ある程度の期間を、我慢して…
頃合いを見て、ブチッ
ふざけんなよ!
いっつも俺にばっか我慢させやがって!
いつか、言ってやろうと思ってたけどよ怒
と、始まります。
そして、これは繰り返します。
原因は:「言語化能力」がないから
彼らは、自分の本音を伝える言語化能力がないため、何か怒れるキッカケを探しています。
しかも、無意識に探しています。
腹立つことに、彼らは怒れる理由を探していることに、本当に気がついていません。
彼らは、自分の本音を伝える(思い通りにしたい)場合に、以下の2つの方法であなたを怒らせます。
- 悪いとこをめちゃくちゃ探す
- 不機嫌になる
①悪いとこをめちゃくちゃ探す
なんでもいいんです。
実際に聞いた話では「箸が、食卓に出ていない」とかです。
※かめぴょんの元クソ上司談
②不機嫌になる
これは画期的なシステムです、自分が不機嫌でいれば、おのずと相手も不機嫌になります。
そうしたら、こっちのものです。
「なんだその態度は!?」と怒れます。
※かめぴょんの元クソ上司談
不機嫌は万能なのです。
①②のどちらの方法も、求めている結果は同じです。
怒るキッカケが欲しいのです。
怒れさえすれば、怒りに本音を乗せて自分の気持ちを伝えることができるので、本人は本音が話せたことによってスッキリします。
例えば、怒って「気分悪いから、飲みに行ってくる!」と出かけたとします。
これは、本当に怒っていたら、飲みに行った先でも怒っているはずです。
でも、飲みに行った先では楽しそうにしているはずです。
#かめぴょんの父親の実例
それは、あなたにぶつけた怒りは、我を忘れるような本当に怒りではなくて、本音をぶつける為のコントロールされた怒りだからです。
嘘である理由②喧嘩する人ほどシンプルに頭が悪い
怒りを人にぶつけてくる人は、シンプルに頭が悪いです。
バカにしてるとかじゃなくて、本当に頭が悪いのです。
なぜなら、脳の成長過程において、怒りを司る部分(扁桃体)は、わりと幼少期に発達します。
ですが、怒りのブレーキをかける役割の部分(前頭前野)は、10代の中盤で成長します。
なので、いわゆる反抗期わ思春期と言われている時代は
F-1カーに、ブレーキがついていない状態
100%事故ります!!
だから、思春期は誕生日にオリジナルのラブソングを贈るという事故が起きるのです。
しかし、喧嘩を繰り返す大人というのは、この前頭前野(怒りのブレーキ)が発達していないと言えます。
思春期に適正な我慢をする機会がなかったためなのか、ブレーキが発達してないのですね。
原因:マザコン、いじめっこなど、性格の問題
どうして適正に我慢する機会がなかったかというと、考えられる理由が以下のとおりです。
- マザコン
- いじめっこ気質
まず、マザコンはヤバいです!
マザコンは、自己肯定感が高すぎます。
仕事への不満、友達への不満、彼女(妻)への不満を、全てを包み込んでくれます。
ママは、「あなたは、悪くないわ!」と認めてくれます。
そして、子離れできていないその手のママは、欲しいものをなんでも買い与えてくれます。
これでは、彼は育ちません!
子育てで大切なのは、鮭を与えることではない。
鮭の「捕り方」を教えることだ。
と、ヒグマ親子のドキュメンタリーで母グマが言っていたので間違いありません。
また、いじめっこ気質の人も要注意です。
いじめっこ気質な、いわゆる性格が悪い人は、我慢しない事で笑いを取ることができた経験があります。
例えば、子供の頃に授業中や全校集会などの「騒いじゃいけない時」に騒ぐ(我慢しない)ことで
あいつ、バカだなぁwww
という、笑いがとれます。
そうやって、周りがリアクションしちゃうもんだから
俺って、やっちゃいけないことやっちゃうぜぇ。
おれって、そういうの恐れないタイプだから~。
ワイルドだろぉ~
となります。
また、これは大人になってからも同じで、結婚式の披露宴でキャンドルサービスの火を吹き消したり、新婦がご両親へ手紙を読んで泣いている時に、「がんばれー!」って叫ぶやつになってしまうのです。
こういうヤツは、袖を引きちぎってやりたいくらいムカつきます。
つまり、静かにするという最も簡単な我慢が出来ていない証拠です。
これは、すぐ怒る人(喧嘩になる人)の原因である、前頭前野が発達していないということなので、文字通り頭が悪いと言えます。
ですから、夫婦や恋人などの異性間でパートナーがこの手のタイプであれば、それは今後も変わる可能性は低いです。
なぜなら、年齢を重ねるほど我慢をする機会は、もっと減るからです。
大人になると、バカはあきれられて、誰も注意してくれなくなります。
なので、若い頃に適正な我慢をしなかった人は、結婚しようが、子供が生まれて父親になろうが変わりません。
変わるキッカケがないのですから
見た目は大人、中身は子供の、名探偵逆コナンなのです。
悲しいですけどね。
嘘である理由③喧嘩するほど何も学ばない
喧嘩するほど仲が良いというのは、何回も喧嘩するということです。
いったい、一度の喧嘩から何を学んでいるのでしょうか??
喧嘩の原因を分析したり、要因を取り除いたり、二人の価値観のズレの落としどころを見つけたりという、解決作業を行わないから、何度も喧嘩するのです。
そして、何度も喧嘩するということは、一方が不本意的に折れている(我慢している)状態にあります。
喧嘩の終わりは2パターンです。
- 「話になんない!」と口を聞かなくなる
- どちらかが折れる
喧嘩に勝った方は、相手がどれだけ不満そうな顔をしていても「やっと、俺の言ってることがわかったか!」と悦に浸ります。
実際に、若い頃に働いていた会社のクソ性格悪い上司に
え?奥さん明らかに不満そうしてますけど、大丈夫ですか?
あいつが間違ってたんだから仕方ないだろ(ニヤニヤ)。
といってご満悦でした。
こういう人が、ケンカを繰り返すのです。
原因:「落としどころ」は負けだと思っている
頭のいい人は、そういう「相手が不満を感じるポイント」を知ったら、次からは配慮した行動を取ります。
しかし、何度も喧嘩する人は、「配慮すること」や「迎合(げいごう)」は、媚びていると考えてしまいます。
そんなの、下がやることだ!
男は謝ったら負けだからな。
と、マジで考えています。
#かめぴょんの昔のクソ上司
謝ったら負けどころか、気を使ったりするのも負けだと思っています。
自分が「気を使ってもらう立場」じゃないと気に入らないのです。
彼らは「自分の立場が上だ」ということを証明するために、定期的に喧嘩をしています。
ですから、喧嘩するほど仲がいいというのは本当に嘘なのです。
【Q&A】喧嘩するほど仲がいいに関するよくある質問
ちょっとここで、喧嘩するほど仲がいいに関するよくある質問にお答えします。
①カップルや夫婦は月何回喧嘩する?
これは気になるデータが取れました。
カップルと夫婦をあわせて、6000人を対象にしたデータです。
第1位 | 半年に1回くらい | 27% |
第2位 | 月に1回くらい | 23% |
第3位 | 3か月に1回くらい | 18% |
第4位 | 週に1回以上 | 17% |
第5位 | 喧嘩したことがない | 15% |
赤文字の二つを足すと40%です。
約4割のカップルが、月に1回以上は喧嘩をしている計算になります。
しかし、これを「夫婦でかつ奥さんが働いている」に限定すると数字が変わるのです。
第1位 | ほとんどない | 31% |
第2位 | 半年に1回くらい | 28% |
第3位 | 週に1位回以上 | 23% |
第4位 | 月に1回くらい | 15% |
第5位 | 毎日 | 3% |
奥さんが働いていると、ほとんど喧嘩をしなくなるようです。
これは奥さんが経済的な自立をすると、旦那を無視しはじめるという恐ろしいデータです。
「喧嘩をしない=円満」ではありません!
②喧嘩の原因はなに?
喧嘩の原因はブッチギリで家事です。
第1位 | 家事について | 23% |
第2位 | 家計 | 18% |
第3位 | 帰宅時間 | 15% |
第4位 | 子供の教育 | 14% |
第5位 | 嘘・隠し事 | 11% |
③喧嘩するメリットはある?
喧嘩をするメリットは、相手の本音が知れるということです。
また、喧嘩を繰り返すことで「感情のコントロール」が出来るようになります。
それができれば、喧嘩の回数はおのずと減っていきます。
また、その成長過程をパートナーと共にすることができれば
昔はたくさん喧嘩したよね
と、笑い話にできる深い絆に変わります。
喧嘩することが悪いのではなく、同じ理由での喧嘩を繰り返すことが良くないのです。
③喧嘩して仲直りして、さらに良くなる意味のことわざは?
喧嘩して仲直りして、さらに良い関係になるということは、夫婦間でもビジネスの場でも、実はよくあります。
喧嘩すほど仲がいいの、あとの展開としては「雨降って地固まる」等ですね。
他には「禍を転じて福となす」や「ケガの功名」があります。
あとは、ヤンキーの世界には「タイマン張ったらダチ」というわけのわからないルールがあります。
【解決】理性的なコミュニケーションこそ仲が良い
本当は、喧嘩するほど仲がいいというのが嘘だと分かったと思います。
では、喧嘩を繰り返さないためには、どうすればいいでしょうか?
それは「理性的なコミュニケーション」です。
理性と感情は、以下のように分類できます。
理性は相手のために使います。
相手が不快にならないように、「配慮」するのには理性が必要です。
逆に、感情は自分のために使います。
自分の感情を抑える必要はありませんが、上手に自分の感情を伝えましょう。
理性は耳に宿ります。
理性を持って、相手の言葉に耳を傾けましょう。
そして、感情は口に宿ります。
口の悪い人に良い人はいません。
言葉遣いは、人格そのものです。
発する言葉が、人格を育てるのです。
喧嘩している人を、よく見てみてください。
お互い、相手の言葉を聞かずに、自分の言いたいことだけを言い争っています。
理性がなく、感情だけのぶつかり合いです。
喧嘩なんてしないで、理性的なコミュニケーションを取れるような関係が仲が良いということです。
最後に、まとめですが喧嘩するほど仲がいいというのは嘘です。
シンプルに頭が悪いだけです。
どうやら、僕の口が超悪いです。
きっと、僕の人格は破綻しているんだと思います。
[…] 別の記事で、喧嘩するほど仲がいいというのは嘘であるということを調べていたら、喧嘩する人としない人の思考の違いにたどり着きました。 […]