【新作】100年人生ゲームがヤバい!幸せを生み出すボードゲーム爆誕!
子どものいる親の皆さん。
今年のクリスマスや年末年始のために、人生ゲームを購入しませんか?
2024年11月23日に発売した、人生ゲームの新作がヤバいくらいヤバいのです。
今は、店舗販売はしておらずタカラトミーモールでの購入のみです。
子供のためでもありますが、あなた(親)のためでもあります。
人生ゲームのルールが、大きく変ったのを知っていますか??
人生ゲームは、1968年に発売されたボードゲームでルールは、すごろくにお金の要素をプラスしたものですね。
一番最初にゴールした人じゃなくて、ゲーム終了時に一番をお金を持っていた人が勝ちというゲームです。
しかし
2024年11月23日に4年ぶりに最新の人生ゲームが発売されました。
それがコチラです。
(画像「日経新聞」より引用)
今回の人生ゲームは大革命があり、なんとお金システムが廃止されました。
その代わりに追加されたのがウェルビーイングポイントです。
ウェルビーイングとは聞き慣れない言葉ですが、幸福度のことです。
人生はお金じゃないということです。
この「100年人生ゲーム」をプレイして、家族で幸せとは何なのかを考えてみてほしいのです。
では、今回のテーマ「幸せ」について、ざっくり説明していきます。
人生は幸福度が大切である!新要素を解説!
今回の人生ゲームで、僕が大好きだなと思ったポイントを紹介します。
今まで、人生ゲーム、モノポリー、桃太郎電鉄、いただきストリートという、すごろくゲームの共通点は、「お金を持っているやつが勝ち」という点です。
資本主義時代を生きている僕たちは、いつの間にかお金に縛られて、お金を持てば幸せになれると錯覚しています。
では、具体的に紹介していきます。
100年人生ゲームの新要素①ウェルポ
最大の特徴は、ウェルビーイングポイントです。
お金ではなく、ウェルビーイングポイントを競います。
ウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良好な状態」を言います。
- お金があっても、身体の健康がなきゃ…
- お金があっても、精神的不安があったら…
- お金があっても、社会的に認められなければ…
生きることとは、不安と戦うことのような人生って楽しいでしょうか?
また、前作まで続いていたキャッチフレーズが「目指せ!億万長者!」でしたが、「目指せ!幸福長者!」に変わりました。
今回は、100歳の誕生日に一番ウェルビーイングポイント(幸福度)が高い人が勝ちなのです。
素晴らしい着眼点ですよね。
不安な老後ではなく、幸福度の高い老後を体験できるゲームなのです。
100年人生ゲームの新要素②マス目が「リアル実体験」である!
人生ゲームのマスって、結構ウケ狙いのあるじゃないですか?
例えば
- ランバダを踊り、腰を痛める。50万円払う
- UFOを発見した10万ドルもらう
- キャンプ場が街より混んでいた
- 推しの結婚でショック。一回休み。
しかし、100年人生ゲームは、1万人以上の人から集めた「うれしかった体験談」が書かれています。
つまり、このゲームのマスに止まるというのは、「誰かの幸せに触れる」ということなのです。
なので、「え?それって幸せなの?」というマスも存在します。
自分が小さい頃好きだったゲームが息子もハマった
息子と、ドラクエの話してぇ!
ココが今回の醍醐味で、幸せの形はたくさんあるということを、家族で考えてほしいんです!!
例えば、飲食店や電車で赤ちゃんが泣いてたら、「うるさいなぁ」と思う人もいれば、「かわいいなぁ」とほくそ笑む人もいます。
でも、赤ちゃんを連れている親は「ごめんなさい」としか思えません。
意外と赤ちゃんの泣き声が好きな人いることを知って欲しいです。
そして、逆にマイナスポイントのマスもリアルです。
年に2回手術をした
やだー、シンプルにヤダー。
かなり具体的にキツイなぁという体験談が書かれてます。
100年人生ゲームの新要素③幸せの記憶カード
人生ゲームでは、イベントカードで単発的にお金が入ることがありました。
でも、しつこいようですが人生はお金ではないのです。
「世の中には2つの悲劇しかない、金のない悲劇と、金のある悲劇だ」と、金融系ドラマ「ハゲタカ」で言っていました。
そして、今回の100年人生ゲームでは、幸せの記憶カードです。
例えば
- 退職してから、2教え子が訪ねてきて思い出話をした。教師をやっていてよかったと思えた瞬間。
- 50歳を過ぎて時間ができたので、自分の推している人が行った場所を訪問する聖地巡礼をしてみました。働くだけが人生じゃないと知りました。
とかです。
このような、本当にあった他人の幸せ体験を、ボードゲームを通じて感じ取ることががきるんです。
それと、ここがポイントですが、「聖地巡礼」って面白いの?と疑問を持つ人もいます。
僕は推しがいるので、気持ちはよくわかりますが、推しのいない人からすると「聖地巡礼」や「推し活」というのは、無駄遣いでしかありません。
でも、他人の幸福感というものを少しでも理解できるようになれば、世界は平和に近づくと思います。
迷惑系YouTubeみて、人の不幸をケタケタ笑うより100万倍おもしろいです!!
100年人生ゲームの新要素④ピンチはチャンスカード
もちろん幸せなだけが人生ではありません。
人生には様々なピンチが襲ってきます。
やはりそこは人生ゲームなので、UFOにさらわれたりします。
人生ゲームとUFOは切っても切り離せません。
ですが、それをどうチャンスに変えるかが今回の醍醐味です。
今回のテーマは幸福度なので、不幸のどん底に落として笑いを誘うようなカードは用意されていません。
素敵な設定だと思います。
100年人生ゲームの新要素④職業じゃなくて価値観カード
前回(2020年)までの人生ゲームと言えば、当たり前に職業がありました。
フリーターから医者まで様々な仕事があり、無意識に職業カーストを植え付けられていました。
とにかく、医者とパイロットが強かった!
しかし、今回は職業ではありません。
価値観カードです。
様々な価値観があり、様々な幸せがあるということです。
これは、人生ゲームには関係ないですが
例えば、子育てについても、価値観の違いで「成長に幸せを感じる人」もいれば、「子育ては、(お金的に)コスパが悪い」と考えて子供を望まない人もいます。
そこは、多様性ですよね。
また、「子供が嫌いな親はいない」という価値観は、僕は呪いだと思います。
子供が嫌いな親もいます。
その場合はまわりがどうにかしましょう!
それこそダイバーシティ!
まとめ
今回の100年人生ゲームは、「人生はお金じゃない!」と「仕事だけが人生ではない!」という、今までの価値観に対してのアンチテーゼ(対立命題)を感じます。
実は、これはキチンとデータに基づいているのです。
これは、広告代理店「博報堂」の100年生活者研究所が開発にかかわっています。
幸せを感じる瞬間をデータ化した時に、「仕事に幸せを感じる」という回答が、この20年で数値的におもいっきり下がっているのです。
仕事が好きな人は起業すべきで、会社員で仕事が好きって、ただの社畜です。
しかも、タカラトミーはこれを勤労感謝の日に発売したのです。
僕は、ココに感動しました。
たまたま偶然ではありません、狙っていたのです。
仕事の価値が下がり、多幸感の価値が上がったというボードゲームの発売日を、365日ある中の勤労感謝の日に設定したとか、すごくないですか?
発売日は、ステータスとして一生残ります。
いい夫婦の次の日というのもヤバいですよね!!
こんなところに感動してるのは、僕だけだと思います。
さぁ、あなたも幸せになる準備はできてますか?