西野亮廣に影響を与えた作品8選!~えんとつ町のプペルのルーツ~
キンコン西野亮廣さんって、めちゃくちゃ頭いいですよね。
やることなすこと成功を納めていて、現代の革命家と言われています。
ビジネスの才能にあふれ、複数のビジネス書を出しています。
中でも「革命のファンアーレ」と「夢と金」は、超オススメです。
なぜなら、書籍が発売した時にしかつかえない手法ではなく、時代が変わっても通用する普遍的な内容が書かれているのです。

さて、今日の本題になります!
本を読む時に大切にすべきことは「ルーツ」です。
西野亮廣さんが書いた本を読むことも大切ですが、もっと大切なのは西野亮廣さんが読んだ本を読んでみることです。
そうすることで
「ああ、この本が西野亮廣の血となり肉となっているんだ」
「なるほどこの本の影響があるからえんとつ町のプペルはああいう世界観になったんだと」
さらに西野亮廣さんに対しての深みが増します。
ということで、今回は西野亮廣に影響を与えた作品〇〇選!です。
西野亮廣に影響を与えた作品8選!!

これは憶測じゃなくて、確証があって選んだ本です!
①エンデの遺言-根源からお金を問うこと-
これは、「モモ」や「ネバー・エンデイング・ストーリー」の作者であるミヒャエル・エンデについて書かれている本です。
ミヒャエル・エンデは、ファンタジー作家の第一人者ですが、ファンタジーを描けるということは誰よりも現実を知っているということが書かれています。

まさに西野亮廣!!
西野亮廣さんが、ファンタジー作家でありながら他の誰よりも「お金」に詳しいのはこの本の影響です。
この本の中で、ミヒャエル・エンデは「すべてのものが時間とともに減価していくのに、お金だけが腐らないのはおかしい」と提唱したシルビオ・ゲゼルについて触れられています・
そして、シルビオゲゼルが作った、腐るお金「ゲゼル・マネー」についても詳細に書かれています。
ゲゼル・マネーの概念は、今なお「地域通貨」や「イサカアワー」などとして残っています。
ちなみに、東京都国分寺市でも2012年から「ぶんじ」という地域通貨が発行されています。

ぶんじの特徴は、使用時に感謝のメッセージが必要なところです。
西野亮廣さんがいう「通貨は冷たいものではなく、本来は体温を込めたものである」というレターポットの概念は、まさに地域通貨そのものなのです。
西野亮廣さんが、影響を受けた事は間違いない一冊です。
②モモ
上記のミヒャエル・エンデ作品のモモです。
かなり有名な作品ですが、多くの方が「時間泥棒の話」「時間の大切さの話」と理解しています。
表向きはそうですが、エンデの遺言を読んだ後だと、まるで見え方が変わります。

なんと灰色の男の正体は「金利」なのです。
経済学者のヴェルナー・オンケンは、『モモ』を読んで
「こいつは、貨幣制度はおかしいというメッセージが織り込まれている!!」と直感し、エンデにラブレタークラスの手紙を送りました。
これに対しエンデは、「親愛なるオンケン!あなたが、この本のテーマに気がついた初めての人です!!」と返事をしました。
「老化する貨幣が私の本『モモ』の背景にあることに気づいたのは、あなたがはじめてです。
シュタイナーやゲゼルの考えをこの数年間、集中的に学びました。
そして、貨幣の問題が解決されなければ、私たちの文化に関するすべての問題は解決されないことに気づきました」
(オンケンに宛てた手紙)
そして、モモがカシオペイヤ(カメ)と異世界に行く時に、亀の甲羅に「オソイホド ハヤイ」というメッセージがでます。
なぜか「後ろ向きに歩くと進める」というシチュエーションがあります。

実はこれ「ゼロ金利のポイント」なんですね。
そして、モモとエンデの遺言を読んだあとに、えんとつ町のプペルを見てみてください。
プペルとルビッチの話ではなく
「えんとつ町が、なぜできたのか?」
「なぜえんとつ町には異端視審問所があるのか」
という理由がわかってきます。
③【例外】ドラえもん社会ワールド お金のひみつ
おそらく、この本は西野亮廣さんは読んではいないと思います。
ですが、西野亮廣さんがいうお金の性質がかなりわかりやすく書かれています。
例えば、お金の条件は「保存」「交換」「尺度」である
また、お金になる物質の条件は「腐敗しない」ことということも書かれています。
さらには、原始人アニメにでてくる「石のお金」ってありますよね?
あれは「ヤップ島」というところで実際にあるんですが、大きさや重さで価値が決まるのではありせん。
なんと、運んでくる過程にどれだけのストーリーがあるかが値段になるんです。
これは、西野亮廣さんの口からよくでるそのままです。
間に挟まれている、ドラえもんのエピソードも普通におもしろいです。

藤子・F・不二雄ってすげぇってなる一冊です。
西野亮廣は、絶対に藤子・F・不二雄好きなはずです。
④西原理恵子この世で一番金のはなし
西野亮廣さんが、芸人の兄貴分であるロザンの菅さんに勧められた本です。
西野亮廣さんは、実はお金に無断着です。
若手の頃は、売れに売れまくっていたのに、給与は親が管理する口座に振り込まれ必要な分だけ支給されるという、大学生みたいなおこちゃまぶりです。

逆に、あんだけ売れててお金に興味ないってどういう状況??
給与明細すら見ない西野亮廣さんでしたが、今のビジネスにおいては、どんなに大きな事業だろうと1円単位で予算を組むことで有名です。
どうして、そんなにお金についてシビアになったのかは「お金の暴力性」をこの本で学んだからなのです。
西野亮廣さんは、自分のビジネスで自分の失敗はデータとして活かすので大胆に行動しますが、スタッフの生活には細心の注意を払っています。
⑤エンタメの夜明け
映画「バブルへGO!タイムマシーンはドラム式」や「私をスキーに連れてって」の原作者であるホイチョイ・プロダクションズの代表である馬場康夫氏による書籍です。
東京ディズニー二ーランドがの誘致合戦の中で、いかにしてディズニー社の社員の心をつかむかという心理合戦(人心掌握)についてが描かれています。

大きな決断は最終的に金じゃなくて、人柄に委ねられると言うことが分かります。
西野亮廣さんが「大きな仕事は飲みの席で生まれる」と断言しています。
最終的には決定権者を自分に惚れさせることができるかどうかが大切であるという、西野亮廣さんの人たらし的な根幹に影響を与えた一冊です。
コメデイ作品を多くひっさげている馬場康夫氏の文体なので、軽妙でポップで読みやすい一冊です。
⑥チャイクロ
これは、僕は読んだことありませんが、西野亮廣さんが面白いとなんかのインタビューで言っていました。
データ不足でスイマセン。
誰か、この本のおもしろさを教えてください。
⑦戦わずして売る技術
インターネット時代における、モノの売り方とマーケティング手法が書かれた本です。
えんとつ町のプペルをはじめ、西野亮廣さんが手がけるビジネスにかなり精通している考え方の本です。
例えば、西野亮廣さんは、「絵本を本ではなく、ギフトとして売る」など、商品本来の意味を変える「意味変」という手法を使います。
この本でも、アフィリエイターと呼ばれる、ブログなどで宣伝広告を行う人達に扱いやすい商品に意味変をして提供し、アフィリエイターを味方につけています。
具体的には
「カニを売ってくれたら売り上げの◯%報酬」ではなく
「メルマガ登録してくれたらカニ無料プレゼント」
という広告をアフィリエイターに提供して、メルマガ登録のみで報酬を発生させるというものです。

報酬発生率が高いから、アフィリエイターは喜ぶよね!
赤字になるかと思いきや、カニの売り上げは上がらないが、メルマガによる関連商品の売り上げで黒字になったというものです。
これはカニを商品ではなく、広告として意味変をして別の収益を立てたわけです。
西野亮廣さんも、単独では収益が上がらない事業を別の事業で資金調達をするということをよくやります。
それが出来るから、バカげた規模の企画ができるのです。
また、北の達人コーポレーションは商品開発に余念がなく、マーケティングを極めれば極めるほど、最終的には商品のクオリティがすべてであると言っています。
西野亮廣さんが、「プロの世界では、クオリティが高いのは最低条件」と言っていることに通ずるものがありますね。
僕もこの本を読み「北の達人コーポレーション」に心打たれて、アフィリエイターとして記事を書いています。
ペットを飼っている方は読んでみんで見てください。
オススメです。
⑧別冊カドカワ
西野亮廣さんは、自分の事が大好きなので、自分の事が書かれているこの本を何回も読んでいるはずです。
ちなみに表紙はデスノートの「L」をイメージしています。
まとめ
人には必ずルーツがあります。
ミュージシャンでも、俳優でも、芸人でも必ずその人に影響を与えた作品や本ってありますよね。
推し活(にし活)は、その人の発信のみならず、その人ルーツになる作品に触れることが、楽しむうえで、とても大切になります。
上記の本を読めば、えんとつ町のプペルがもっと楽しめます。
2026年3月27日が楽しみですね!
推し活に限らず、友人関係なんかでも、映画やアニメや本などを薦められた、極力すぐに読んだり見たりします(最近あんまり時間取れないけど)。
おすすめするということは、それがその人のルーツになる作品だからです。
そして、薦められた作品を速攻読んだり見たりして感想伝えたら、めちゃくちゃ喜ばれて好きになってもらえます。
これは、交友関係を築く上で、ものすごく大切なテクニックなのです。
それでは、今日はここでペンを置きます。
あ、補足としてAIに西野亮廣の大まかな活動をまとめてもらいました。

めっちゃ便利ですね!
ちなみにAIに、「西野亮廣が読んだ本は?」と聞いてもチャイクロ以外出てきませんでした。
まだ、僕はAIに負けていません。
| 年 | 内容/実績 (絵本・出版・ビジネス・サロンなど) |
| 2016年10月 | 絵本「えんとつ町のプペル」を出版。これが大きな転機となる。(GOETHE[ゲーテ]) |
| 2016年以降 | オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の運営を開始。サロンメンバーとともにクラウドファンディングやプロジェクト制作を進める。(GOETHE[ゲーテ]) |
| 2017年 | 出版ビジネス書「革命のファンファーレ」を発表。「現代のお金と広告」などを論じた内容で話題に。(ダ・ヴィンチニュース) |
| 2017年 春〜夏 | Webサービス「レターポット」をスタート。(アメーバブログ(アメブロ)) |
| 2020年10月 | 絵本『えんとつ町のプペル』の累計発行部数が 50万部突破。出版不況の中で異例の大ヒット。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES) |
| 2020年12月25日 | 絵本を原作とした「映画 えんとつ町のプペル」を公開。(GOETHE[ゲーテ]) |
| 2021年 | 映画『えんとつ町のプペル』のヒットとともに、サロンメンバーの動員力が注目される。サロンは国内最大規模とも言われ、オンラインでのマーケティング/ファンビジネスのモデルとなった。(ITmedia) |
| 2025年10月 | 絵本『えんとつ町のプペル』の累計部数が 75万部突破。さらに、長期間売れ続ける“世代をまたぐ絵本”としてのロングセラー化を目指すと宣言。(GOETHE[ゲーテ]) |
| 2025年(現在進行中) | 映画続編として 映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~ の公開準備中。そのプロジェクトの告知や、サロンを通じたファン・支援者との連携も実施。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES) |

