告白ハラスメントとは「特攻」である!高校生による告白の方法も紹介!

ねぇどうしてぇ♪
すごくすごく好きな事、ただ伝えたいだけなのに♪
うまく言えないんだろう
今日は、そんな修学旅行の夜に話すようなテーマで書いてみたいと思います。

こんにちは!
ドリームカムかめぴょんです!
大人になってからは「あの人とあの人が、いつの間にか付き合ってる」と言う、結果だけを知るという事もよくありますよね。
でも、学生の時って片思いの時からドキドキは始まっているわけですし、学校という狭い空間の中で恋をしたり、勉強したり、うまくいかなっかたり、悩んだり、傷ついたり、ラジバンダリーだったわけじゃないですか。
もう、告白なんてのはビックイベントだったわけですね。
僕らは、告白に挑む彼の片思い期間から楽しんでいるから他人事ではないのですよ。
まさに告白までの過程(プロセス)を共有しているので、完全にプロセスエコノミー(過程を楽しむ)だったと言う事に気づかされます。
↑超オススメの本です。
告白と言うのは最大のイベントであった
愛の告白と言うのは、ご自身にとっては人生最大の大イベントでしょう。
そして、他人から見ても結構なエンタメでもあります。
昔で言えば「あいのり」や「未来日記」等の恋愛観察バラエティの需要がなくならないのもそのせいでしょう。
一人悩まず、皆であなたの片思いを共有していれば、僕はあなたの告白が成功した時には心から祝福出来る自信があります。
そして、もしあなたの告白が失敗した時には心の底からムスカのテンションで

最高のショーだと思わんかね
と、言える自信もある。
(画像:スタジオジブリ「天空の城ラピュタ」より引用)
「告白」の方法の変化!メールで告白!!
告白の方法も、時代とともに変わっている事にはお気づきでしょうか?
携帯電話の出現も衝撃でしたが、何よりスマートフォンが普及してから時代は大きく変わりました。
僕らの時代(昭和57年生まれ)では告白は対面形式で行うものでした。

当時はPHSが普及してきたため「メールで告白」と言う事の創成期だったのかもしれない。
今の人達にはわからないだろうが、昔のメールはPメールと呼ばれ「カタカナ20文字で10円」だったのです。

超高ぇぇぇ!!
しかも、濁点も一文字扱いのドラクエ方式です。
出来うる告白メールの限界はこれです。
アナタカ゛スキテ゛ス ツキアッテクタ゛サイ
要点をまとめるという意味では、だらだらと長く書くより、このくらいシャープに決めてもいいかもしれない。
しかし、漢字が使えないとどうしても本気さが伝わりにくいのです。
【これが本物のPメールの画面です】
(画像:DDIポケットCMより引用)
画像を見てわかるでしょうが、どうしても本気と言うよりは、少しおちゃらけた感じになってしまうのです。
しかし、漢字を使わずに本気さを出してしまうと、「こんや、12じ、だれかがしぬ」のように本気さを越えて本当の恐怖を与えてしまうのです。
(画像:SFCソフト「かまいたちの夜」より引用)
そして、カタカナしか送れないとなると、どうしてもしゃべり方としてはドラえもんのびたの海底鬼岩城のバギーちゃんみたいになってしまい、誠実さが伝わらないのです。
(画像:小学館KC「ドラえもんのび太の海底鬼岩城」より引用)
その後Pメールデラックスが登場するまでは、Pメールでの告白と言うのは全く現実的ではなかったのです。
Pメールデラックスとは、20文字10円から突如1000文字(漢字含む)10円というあり得ない進化をした出来事。
ただ、当時は「1000文字送るなら電話するわ」という声が多かった。
スマホが普及してからの告白事情
スマホの登場で文字情報の価値が格段に上がったため告白メールも重宝されています。(通称コクメ)
LINEで告白なんかも普通扱いです。

後で「本当は直接言ってほしかったな❤」くらいの戯言は言われるでしょう
今では対面告白なんてのは勇者扱い、電話告白でも猛者扱いです。
「10年ひと昔」と言うくらいですから、時代は変わったなぁと感じざるを得ませんね。
ですが、学校でうんこしたら罪人扱いなのは今でも変わらないのです。
ちなみに余談ですが、僕の地元には「エンペラー」と言うラブホテルがありました。
そこに行ったやつは、男子の間からはエンペラー(皇帝)と呼ばれるようになります。
さて、本題に戻りますが、とは言え成功率は直接対面かトップである事に変わりはないのです。
本題!!告白は文字になったのなら「ラブレター」もLINEでいい!
スマホの登場で文字交換が普通である昨今において、愛を伝える手段は文字になりました。
でも、西野カナのトリセツで言っているように「手紙が一番うれしい」という意見もあるので、LINEよりは手紙がいいのかもしれません。
データ通信が溢れているからこそ手紙というのは物珍しさがあり、インパクトに残るでしょう。
そして、渡し方も効果的な演出を考え抜いて、奇をてらって矢文なんかを使って「俺おもしろいだろ感」を出してみてはどうでしょうか?

おそらく、そんな事をしたら彼女から届くのは「返信」ではなく「被害届け」であり、届け先もあなたではなく警察になるでしょう。
告白は、その瞬間ではなく過程が大切である
考えてみて欲しいのですが、僕達は心のどこかで告白とは渾身の一撃と思っていないでしょうか?

こういう言い回しなら成功するかな…
気持ち悪い言い回しをして、告白の成功率が下がる事はあるでしょうが、言い回しとかは関係なく、向き合った時点で勝負はついているのです。
恋愛と言うのはステップ・バイ・ステップであり、お互いが徐々に歩み寄って関係を築いていくのではないでしょうか?
実際に「告白」という儀式を経て

今日から私たち恋人です
と、いうのは実は日本独特の文化なのです。
グローバルスタンダードなのは、お互いの関係が近くなって確認の意味で告白します。

僕達って恋人だよね?
ですが、日本ではお互いの関係性を築く前に「自分だけ気持ちを高ぶらせた状態」で、相手に突然想いをぶつけるという、告白ハラスメントという事が起こります。
告白ハラスメントとは?
その告白ハラスメントとは、される側の彼女にとっては、まるで特攻隊に攻められたような衝撃です。
彼女からしてみたら、何もかもが突然です。
勝手に好きになられ、勝手に玉砕覚悟で告白してきて、勝手に傷ついていき、勝手に悲劇の主人公になるのです。
しまいには、彼の玉砕でお祭り騒ぎする野次馬たちがいて、彼女にとっては何一ついい事が残らない、それが告白ハラスメントです。
- 付き合わないと評価を下げると脅される
- 関係悪化により業務に支障が出る
- 断ると逆恨みされる可能性がある
なぜ、玉砕覚悟で突撃するのか?
どうしてこんなに簡単な仕組みを理解することもできずに、特攻隊のような告白を慣行するのでしょうか??
それは彼を応援する人達が、彼にクソバイス(クソみたいなアドバイス)しているからなのです。
- 嫌よ嫌よも好きのうちだから、嫌がられてもとにかく攻めろ、女は待ってる生き物だ
- 押してダメなら押し倒せ!
- いいのか!?このまま何もしなかったらお前はモブキャラで終わるんだぞ!
- 想いだけでも伝えた方がいいよ!
もちろん、このクソバイスを贈っている野次馬達は、彼の玉砕を望んでおり成功は望んでいないのです。
彼が、木っ端みじんに散り行くさまを見たいのです。
(画像:スタジオジブリ「天空の城ラピュタ」より引用)[/caption]
ただのエンターテインメントとして見ているので、あまりのも告られた女子が可哀そうです。
深夜に自分だけ盛り上がって告白LINEを送るとロクなことがない
あなたもこんな経験はないでしょうか?
深夜に書いたラブレターを翌朝見ると吐き気がするという経験です。
何が言いたいかというと、舞い上がっている時は「吐き気がする文章」を相手に送りつけている可能性があるという事です。
告白とは、相手に好意を伝える時ってプレゼンなわけですよ。
本来は「自社の商品の良さ」を説明するように、自分の良さを相手に伝えなければいけないのですね。
もっと合理的に言うと「自分と付き合うメリット」を上手に伝えなければいけないのです。
ですが、舞い上がってしまってる深夜に考える文章は「自分はどれだけあなたを愛しているか」になってしまっていることです。
伝えたい事が「僕はあなたが好きです」なのは大前提ではありますが、相手の事が全く配慮されていないのが告白ハラスメントと言うものなのです。
まとめ!!大人の恋愛とはこういうものだ
深夜に書いている時は甘酸っぱい告白メールだが、自分の手元を離れた瞬間(送信された瞬間)に甘さは完全に抜け落ちて、酸っぱさだけが残り、あなたと彼女の温度差により腐敗が進み、異臭のする告白メールに成り代わってしまっているのです。
具体例をだすと、こんな告白メールを深夜にもらったら。あなたはどう思うでしょうか?
好きです。
僕はあなたが大好きです。
あなたにとっては、ほんの些細なことかもしれませんが、あの時二人で食事をした時に「なんてキレイな人なんだ」と思いました。
笑うタイミング、サラダを取り分ける時にさり気なく箸の反対側を使う気遣い、生グレープフルーツをうまく絞れない甘えん坊なところ、お会計の時にお財布を忘れてしまうちょっぴりドジなところ。
僕自身、女性と食事した経験があまり多くないです、あなたを幸せにできるかはわかりませんが、気がつけばその全てが好きになってしまったのです。
僕と付き合ってくれませんか?
どうですか?
こんな感じで書きがちじゃないですか??
でも、これよく見ると自分の事しか書いてないんですね。
さらに言うと「気がつけばその全てが好きなりました」と書いていますが、彼女が財布を忘れたのはわざとである事に、もっと早く気が付かなければいけないのです。
もう一つ加えて言うならば、この女は生グレープフルーツも女子会だったら、ピカソの名画「アイロンをかける女」の様に、最後の一滴まで絞り出しているはずです。
(画像:「アイロンをかける女」パブロ・ピカソ)[/caption]
それに気が付かず

あ、絞ろうか?
と、言ってしまう男は、将来財産までも一滴残らず搾り取られる事になるのが、大人の恋愛と言うものだ。
それでは、今日はここでペンを置きます。