離婚って不幸なの?カシムとラナに学ぶ価値観の相違とは?
突然ですが、あなたは離婚していますか?
僕の周りにも離婚している人が結構いますが、離婚に踏み切って、結構幸せになっている人がたくさんいます。

つまり、ポジティブな離婚というやつです!
現在は、夫婦の離婚率は36.6%と言われています。
あなたも、「3組に1組が離婚する」っていうフレーズを聞いたことがありませんか?
でも、これには数字のトリックがあります。
離婚率って単純に、「その年の離婚件数 ÷ その年の結婚件数」なんですね。
よく考えたら、「その年に結婚した人」と「その年に離婚した人」には、なんら因果関係はないですよね?
できちゃた結婚の人と、壮絶な熟年離婚の人が、同じ数式に表されているのです。
ですから、最近みたいに結婚する人が減っていて、離婚の数が一定数変わらなくても割合だけは勝手に上がるという現象が起きます。
極端な話ですが、以下の数式が成り立つわけです。

「結婚した3組に1組が離婚する」じゃなくて、「結婚する人が減ったせいで比率が盛られて見えてる」
って話なんですよ。
つまり、「今年結婚した夫婦の3割が離婚する」って意味ではないのです。
さて、今日は離婚というテーマで書いていきたいと思いますが、冒頭の離婚率の話は全く関係ありません。
なんで書いてしまったのか分からないくらい関係ありません。
今日のテーマは「離婚に踏み切る女子は、働き者である」という話です。
離婚の理由BEST3!!
日本におけるの離婚理由について、家庭裁判所の司法統計で調べた結果は次の3つです。
#ChatGPT調べ
- 性格の不一致(性格が合わない)
- モラハラなど
- 異性関係(浮気・不倫)
離婚と聞くと「浮気が原因」というイメージが強いですが、圧倒的に多いのは「性格の不一致」です。
その次に「モラハラ」で、その次に「浮気・不倫」なんですね…(意外ですよね)。
ちなみに、「性格の不一致」は、単に趣味が違うという意味ではありません。

価値観の違い、生活感の違いというのは、実は生きていくうえで大問題なのです!
僕が今まで見てきた、ポジティブに離婚している人は、この価値観の違いが原因の人でした。
では、なぜ価値観の違いは発生するのでしょうか??
結婚する前にわからなかったの?価値観の違いについて…
なんでそんなに価値観が合わない人と結婚したの?
離婚した人に、こんな質問をぶつけたくなることはないでしょうか?
たしかに、元々がクズで、結婚しても惜しみなくクズっぷりを発揮するクズはいます。

女癖が悪いのは、このタイプですね!
しかし、そうではなく本当に価値観がすれ違っているパターンがあるんです。
それは、「変化に対応する人と、変化したくない人」という組み合わせの夫婦です。
多くの場合は、男性が変化したくないという価値観を持っていて、女性が変化に対応するという価値観を持っています。
いや、持っているというより、持たざるを得ないと言ったほうがいいですね。
母親と父親の違い
今は令和ですが、すごいこと言いますね。
男性はある程度の年齢になって結婚していないと、「そろそろ身の回りの世話をしてくれる相手を見つけたらどうだ?」とか言われます。
いわゆる、身を固めるというやつです。
価値観としては「結婚=身を固める」なわけですね。
つ、ま、り
結婚とは、自由はなくなるが、身の回りのことは全部やってくれる生活を想定しているんです。
家族のために働くから、自動的に尊敬される存在になる…、これが結婚生活だと…
でも、彼氏から夫になり、夫から父親になり、変化の連続なんです。

身を固めてる場合じゃないんです!!
逆です!
固めないで、柔軟に変化しなきゃいけないんです。
親になったら、マジで覚えることたくさんです。
でね、このタイミングで両親が価値観を変えなきゃいけないわけですよ。
でも、母親だけが価値観を強制チェンジです。

なぜなら、価値観を親モードにチェンジしなければ、子どもは死ぬからね!
命が掛かってるから価値観を変える母親(女性)
命が掛かってるのに価値観を変えない父親(男性)
この時に、価値観の違いが発生するのです。

なんで、結婚するまえにわかんなかったの?
付き合っている時は、そりゃわからないですよ。
だって、その時の価値基準は、彼氏と彼女だったんですもん。
でも、離婚話に発展した時は、「彼氏」と「母親」と価値感が全く違う二人になっているのです。
つまり、見抜けなかったんじゃなくて、片方が変化に対応してくれなかったために起きた価値観の違いなんです。
強制チェンジ!
僕は男性だから、すっごい話をしますね。
僕は会社員なので、家事育児を一切しない男性と飲むことがあります。
自分の子どもの「保育園のクラス名」も知らなかったたりします(リス組とかさくらんぼ組とかね)。
そんな、彼らはとにかく変化を嫌います。
毎日同じ仕事をして、同じメンバーで酒を飲み、同じ話ばかりするのが楽しいのです。
そして、パートナーの女性にも、その価値観を求めます。
その繰り返される毎日を気持ちよく生活できるように、サポートに尽力する人こそが妻の姿なのです。
わかりやすく言うと、このタイプの男性は「何もしていなくても、自動的に尊敬してくれなきゃやだもん!」という子どもじみた人間像です。
さてさて、そんな「やだもん」とポジティブに離婚するのは、どういうタイプの女性なのでしょうか??
それは、変化に対応しようとする女性です。
カシムとラナ理論
ここでひとつ心理学的に有名な話をします。
それは、「カシムとラナ」という寓話です。
これは変化を感じた時に、人間はどういう行動をするのかという話です。

カシムとラナという、仲のいい男女がいました。
二人はある日、毎日決まった時間に「おかゆ」が出てくる機械を見つけます。
カシムとラナは、「あぁ、これで毎日の食事に困ることがなくなった」と感じるのです。
カシムは、狩猟等をやめて悠々と過ごしました。
ラナは、食事の心配がなくなったので、空いた時間にできることを模索しました。
そして、月日が流れました。
ある日、この『おかゆ機械』が壊れてしまったのです。
カシムは、「なぜ壊れたのか」「どこに苦情を言えば解決するのか」と、その場で嘆いています。
しかし、ラナは「この機械はもう壊れたのだから、新しい機械を探しに行きましょう」と提案しました。
ですが、カシムは
「今までのように『おかゆ』を享受できないのは、おかしい!」
「自分は何もしていないから、なにも悪くないのに納得がいかない!」
と、自分がいかに被害者であるかを訴え続けるのです。
しかしラナは、だんだんおかゆの量が減っていることに気が付いていたのです。
だから、ラナはいつまでもここに居座ってはいけないと、気がついていたのです。
それをカシムに伝えると
「君は、知っていたのに黙っていたんだな!」
と、ラナに怒りをぶつけてきたのです。
ラナは、カシムを置いて「新しい機械」を探しに行くことを決断しました。
「新しい機械」が見つかるかはわからない、今までどおりの「おかゆ」がないことは不安で仕方がない。
これから幸せになれるかはわかならい
でも、ここにとどまっていたら、確実に不幸になることだけはわかっているんです。
カシムは、離れていくラナに
「君がが外に行く理由はなんだ!」
「もし新しい機械が見つからなかったら、どうするんだ!」
「君は、この『おかゆ』があったから生きていけたんだ!それがなければ、一人で生きていけるはずないだろう!」
と叫びました。
カシムは、「なぜ、自分が不幸にならなきゃいけないのか」という理由を探すためだけに、そこから動かないことを決めているのです。
カシムは、最後に「僕を…ひとりにしないでくれよ」と小さな声で言いました。
状況を見極めて、新しい幸せを探そうと動き出すラナ。
同じ状況でも、自分が不幸になるのはおかしいと主張し続け、他人を攻撃するカシム。

あなたは、変化が必要な状況になった時に、どちらの行動をとりますか?
これが、「カシムとラナ」理論です。
聞いたことがないはずだ…
なぜなら、たったいま僕が考えた話だからだ。
もちろん、画像だってAIが作っている。
カシムとラナって洋風な名前なのに、「おかゆ」が出てくるあたりで違和感を持ってもらいたいものです。
カシムになる男たち!価値観フェーズを徹底解説!
彼氏彼女、夫婦、親になるとフェーズごとに責任が変わってきます。
でも、カシムはどれだけ環境が変わろうとも、第1フェーズから動こうとはしません。
第1フェーズ:彼氏と彼女
彼氏彼女の時は、お互いに好きなことをして、好きにお金も時間も使えます。
だから、個を主張していいんです。
自分が自分のために生きるのが、このフェーズです。
第2フェーズ:夫婦
夫婦になると共同生活です。
好き勝手な個の主張はどちらかの犠牲のうえに成り立ちます。
ですから、お互いの意見を出し合い、お互いが少しずつ許容できる「落としどころ」を見つけて聞く必要があります。
しかし、ここで個の主張をし続け、俺は間違ってない!お前が俺に合わせるべきだ!それが世の中の常識だ!言う男が多いこと多いこと。
まるでカシムのように、なぜ俺が変わらなきゃいけないんだというのです。
義務教育の中で、そう教えられたかのように、このタイミングで、価値観を変えられないのです。
かく言う僕も変えるのには、結構時間が掛かりました。
第3フェーズ:親になる
そして、最後の大難関は親になるときです。
親になるということは、お互いの落としどころを見つけるというレベルではありません。

完全に、子ども(自分以外の人)のために生きるというフェーズです。
個の主張なんて皆無にならなければいけないのです。
これが第3フェーズです。
母親は十月十日(とつきとおか)お腹の子を守りながら生活しているし、身体に変化もあるから否が応でも、親モードに切替わります。
一方父親は、生まれてきて初めて父親になります。
ここで約1年の差があります。
赤ちゃんの世話の仕方なんて、まったくわかりません。
そこに、赤ちゃんのお世話が大好きなおばあちゃんと、既に親モードになっている妻がいます。
価値観を変えずとも生活が成り立ってしまうのです。
なので、親になってからも個の主張をしてきます。
本来は夫婦になった時点で、個の主張はしない価値観にならなければいけないのです。

個の主張をしていいのは、彼氏彼女のときだけです。
このように、価値過感をアップデートしていかなければいけないのに、どちらか片方だけがアップデートしてしまうから、結果的に価値観がズレてしまい離婚するのです。
価値観のズレの離婚の多くは、母親になった女性と彼氏のままの男性が別れるのです。
第4フェーズ:個の主張
子育て経験者は納得のフェーズに入ります。
ドラクエとか、ファイナルファンタジーとかRPGって、最初が簡単でだんだん難しくなっていきます。
でもね、子育ては最初が一番ハードモードなんだよね!

眠たいから泣くってなに??
寝ろや!!
子どもはかわいいですが、大人の自由を奪うのは事実です。
特に、睡眠を奪われるのはマジでヤバイです。
言葉も通じないし、わがままも言うし、いうこと聞かないし…
でもね、だんだん成長して、意思の疎通ができるようになると、不思議なんだけど、つらかったことだけ忘れて、かわいい記憶しか残らないんだよね。
この感覚を共有できないパートナーが、偉そうに「親とは、子どもに舐められてはいけない!威厳が必要だ!」とか言い出したら、アンパンマンじゃなくてもアンパンチしたくなります。
だんだん手が掛からなくなったら、親は改めて個の主張として趣味を再開するわけです。
大切なのは、我慢すべき時には我慢して、羽を伸ばせるタイミングになったら全力で楽しむことなんです。
まぁ、むずかしいけどな!!
危険な男の見極め方!ジョン・ゴットマンの考察
このように、価値観の違いは昔からズレていたわけではなく、成長とともにズレていくものなのです。

じゃあ、見極めるのは無理なの?
という意見が聞こえてきそうですが、
そんなことはありません。
あなたは、夫婦研究で有名な心理学者のジョン・ゴットマンが掲げる「終末の四騎士」という理論を知っているだろうか?
安心してほしい。
今度は、僕の作り話ではなく、本当の話です。
ジョン・ゴットマンは、夫婦のコミュニケーションの取り方において、次の4パターンをし始めたら夫婦は離婚へ向かうと提唱ています。
- 批判
- 軽蔑
- 防御
- 無視・逃避
簡単に説明します。
①批判
問題のある「行動」についてではなく、相手の「人格」そのものを攻撃し始めます。
例えば、奥さんが仕事でミスをして落ち込んでいたとします。
本来は、話を聞いて励ましたり、同調してあげるべきところですが
「そんなミスすんの?だからお前はダメなんだよ」
とかを言い始めたら、もう終末の四騎士の一人目が来たと思ってください。
②軽蔑
ゴットマンが特に危険視したものです。
例えば、
- 見下す
- バカにする
- 皮肉を言う
- 鼻で笑う
という態度です。
実際の言葉だと、以下のような単語が出てきたアウトです。
- 「はいはい、さすがですね」
- 「そんなことも分からないの?」
- 「だからあなたはダメなんだよ」
軽蔑の怖いところは、「私は上、お前は下」という上下関係を意図的に作り出そうとしているところです。
こいつが終末の四騎士のなかで一番攻撃力があるやつです。
③防御
軽蔑されたら、誰でも反論しますよね。
でも、反論されると以下のような防御反応を示します。
- 言い訳する
- 責任転嫁する
- 被害者になろうとする
例えば、「あなた、浮気したでしょ!」
「でも、お前が俺をちゃんと見てくれれば、俺は浮気なんてしなかった!浮気をさせるような態度を取ったお前が悪いんだ!」
これは問題解決ではなく自己防衛です。
終末の四騎士のなかで一番の甘えん坊です。
④無視・逃避
そして、最後に行きつくのがこのフェーズです。
会話から、心理的に撤退する状態です。
具体的には
- 黙り込む
- 話を変える
- 何も言わず部屋を出る
これは、コミュニケーションの拒絶なので、夫婦関係では末期と言ってもいいでしょう。
終末の四騎士の中で最もやっかいなやつで、熟年離婚で一番多いやつです。
終末の四騎士から逃げ切る女たち
このように、終末の四騎士と戦うと、心身ともに疲弊してしまい逃げる体力さえなくなってしまいます。
お分かりの通り、終末の四騎士と戦うと「経済的な人質(お前は俺の給料なくていきていけるのか?)」と「子どもを育てられるかの不安」という呪文をかけられます。

多くの女性は、ここで諦めてしまいます…
しかし、ラナのように、ここにいちゃいけないと行動する女性もいるのです。
僕の知る限り逃げ切った女性は、例外なくみんな仕事ができる人たちでした。
でも、離婚をする時は

仕事で成果を出せるだろうか…
と、不安でいっぱいだったし自信のかけらもなかったとのことです。
それもそのはず、カシムのモラハラ攻撃によって、「自分はダメな人間なんだ」「自分は能力の低い人間なんだ」と洗脳されていたからです。
カシムタイプの男性は、人の能力にまで蓋をしてしまうのです。
しかし、その洗脳の蓋を外したラナタイプの女性は、大いに力を発揮して幸せな生活を取り戻しています。
よく考えてください!
カシムみたいな、クソ男と共同生活をしていたんですよ?
仕事で考えたら、超絶なやべぇ客(モンスタークレーマー)ですよ?

どんな客だって、神様に見えますよ!!
そう、あなたはカシムと暮らしたことによって、どんなめんどくせぇ客をも相手にできるスーパー社会人になっているのです。
あなたほどの人が、社会に通用しなはずがないと言われるほどの人材(人財)になっているのです。
まとめ
そう考えると、カシムとラナの離婚は必然だったのです。
決して男を見る目がなかったのではなく、男が変わる環境がなかったというのが真実なんでしょう。
ポジティブな離婚をしたラナタイプの女性は、カシムのようにその場から動かない様な人に収まるはずがないんです。
カシムは自分を支えてくれる女を求めていますが、ラナはともに自立して歩ける人との生活を望んでいるんです。

結婚を車に例えると、両輪を回すことです。
片方に負荷がかかると、必ず事故になります。
最後にもう一度大切なことを言います。
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カシムとラナって誰??
さて、こんなブログを最後まで読み切れた方は、離婚について興味がある方ですね。
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という、誰しもが気になっていた問題を、弁護士シラドヨウコはキッチリと回答しています。

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